山崎 ノンエイジ/NV(ノンヴィンテージ)とは? 味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
カナディアンクラブ 12年は現在も日本ではサントリーから販売されているウイスキーになりますが、歴史が長いことから終売したオールドボトルが存在しており、現在とはボトルデザインが大きく異なっています。
現行ボトルと比較すると、ボトルの背が低く重厚感のあるデザインが特徴であり、高級感のあるボトルです。
旧ボトルはウイスキー愛好家からの人気が高いボトルであり、現在の背の高いボトルにはない魅力が詰まっています。
この記事では、終売した旧ボトルのカナディアンクラブ 12年について解説し、現行品との比較と飲む方法を紹介します。
この記事のポイント
画像引用:https://www.whiskystats.com/whisky/39499
カナディアンクラブ 12年 クラシックのハイラム・ウォーカー蒸溜所で製造された750mlの容量を持つ旧ボトルです。
当時は1,000ml以上の容量を持つ大型ボトルも販売されていました。
金文字で刻まれたラベルの刻印からも現在のカナディアンクラブ 12年と比較すると高級感があります。
こちらのオールドボトルは数世代前であり、カナディアンクラブ 12年の旧ボトルは複数の種類が古酒市場で流通しています。
高級感はありますが、現在でもプレミアは限定的であり、販売価格の相場はけっして高くはなく入手しやすい旧ボトルです。
旧ボトルを手元に置きたくても予算に自信がない場合でも入手しやすい銘柄といえるでしょう。
画像引用:https://products.suntory.co.jp/d/080686817086/
概要 | 内容 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 40% |
純アルコール量 | 32g |
参考価格 | 2,420円(税込) |
こちらは現行品のカナディアンクラブ 12年であり、比較すると大きくボトルデザインが変化したことがわかると思います。
内容量も現行ボトルのほうが減少しており、比較的リーズナブルな価格で購入できるカナディアンウイスキーとなっています。
スタンダードボトルのカナディアンクラブと比較すると見かける機会は少ないかもしれませんが、価格的にも入手しやすい銘柄です。
カナディアンクラブについてはこちらの記事で紹介しています。
カナディアンクラブ(C.C.)の種類と味わい、おすすめの飲み方
カナディアンウイスキーを代表する銘柄であるカナディアンクラブ 12年は、マイルドでなめらかな味わいが特徴的な飲みやすいウイスキーです。
キャラメルとバニラの甘い香りと、ナッツのような香ばしさが広がり、少しアルコール感があります。
メープルシロップのようななめらかな甘みと、スパイシーな風味が広がります。
余韻は優しい甘みが長く続く印象です。
クセが少ないことから、カクテルの材料にも使用されることが多く、ジンジャーエールなどのジュース割りを含めて気軽に楽しめる銘柄となっています。
カナディアンウイスキーの特徴について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
カナディアンウイスキーの定義は? 味わいの特徴とおすすめ銘柄10選
旧ボトルのカナディアンクラブ 12年を飲む方法を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
カナディアンクラブ 12年の旧ボトルは、古酒を取り扱う酒店やオンラインショップで購入しやすいです。
希少性と需要の関係から大きく高騰している様子はないため、販売しているお店を見つけられれば入手しやすいといえるでしょう。
カナディアンクラブ 12年のオールドボトルはいくつかのタイプがあるため、コレクションとしてコンプリートを目指すならお目当てのボトルを見つける難易度も高くなります。
年代の古いウイスキーなどを多く取り扱っている風格あるオーセンティックバーでは、カナディアンクラブ 12年の取り扱いがある場合もあります。
コレクションを目的に入手する場合はボトルで購入する必要がありますが、現行品と味わいを比較したい場合は、バーで飲むのも選択肢の一つです。
ただし、カナディアンクラブ 12年のオールドボトルだけを目的にバーを探し回るのは大変であるため、複数の目的のオールドボトルと一緒に探すのが良いでしょう。
バーでウイスキーを楽しむ方法はこちらの記事で紹介しています。
バーでウイスキーを楽しむための頼み方は? 初心者にもわかりやすく解説
カナディアンクラブの旧ボトルは、高級感があり魅力的なデザインをしていますが、特別に高騰しているわけではないため、古いウイスキーボトルの収集に興味を持ったウイスキー好きの方も手を出しやすいです。
ただし、旧ボトルは飲まれたり・ボトルが破損することで減ることはあっても増えることはないため、将来的には入手困難になる可能性が高いです。
旧ボトルとの出会いは一期一会になることも多いため、後悔しないためにも欲しい銘柄は入手できる機会に購入するようにしましょう。