
ネヴィス デューの種類と味わい、ハイボールを含めたおすすめの飲み方
- ウイスキー銘柄
キルホーマン マキヤーベイは、アイラ島のキルホーマン蒸溜所で製造される定番商品のシングルモルトウイスキーです。
島のビーチに由来する「マキヤーベイ」と名付けられており、フェノール値が50ppmのヘビリーピート麦芽が使用されています。
アイラウイスキーの中でもスモーキーさが強く、フルーティーで豊かな味わいが楽しめる人気のシングルモルトです。
この記事では、キルホーマン マキヤーベイの熟成樽由来のこだわりの味わい、おすすめの飲み方を紹介します。
この記事のポイント
画像引用:https://whisk-e.co.jp/products/kilchomanmachirbay/
概要 | 内容 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 46% |
参考価格 | 7,000円 |
キルホーマン マキヤーベイは、スコットランドのアイラ島にあるキルホーマン蒸溜所で製造されるシングルモルトウイスキーです。
マキヤーベイ(Machir Bay)はキルホーマン蒸溜所が位置する近くの海岸の名前であり、広がる砂浜と清らかで美しい景色が堪能できます。
アイラ島の地元であるマキヤーベイに敬意を表して、フラッグシップボトルの名称として名付けられました。
キルホーマン マキヤーベイに使用される大麦麦芽のフェノール値は50ppmであり、これはスモーキーなウイスキーが多いアイラウイスキーでも上位に位置します。
アイラウイスキーが好きな方であればトップクラスにスモーキーであるアードベッグ10年(55ppm)とラフロイグ10年(45ppm)の間と考えれば、その凄さが伝わることでしょう。
バーボン樽で熟成された原酒をメインにシェリー樽で熟成された原酒をヴァッティングしたフルーティーで甘い味わいも魅力であり、スモーキーさとフレッシュな風味が調和しています。
アイラ島の環境、現地のヘビリーピート麦芽、こだわりの樽熟成によってキルホーマン マキヤーベイは魅力的なウイスキーに仕上がっています。
キルホーマンの種類や蒸溜所については以下のページにまとめています。
キルホーマン マキヤーベイは、スモーキーでフルーティーなノート、アイラ島らしい潮気を帯びた風味が特徴のシングルモルトです。
ヨード香の力強いピートスモークがあり、果実のアロマと香ばしい麦の香りがあります。
シトラスフルーツの爽やかな風味とバニラの甘み、口に含んでも強いスモークが口内で感じられることが特徴です。
後味にも残るスモーキーさは、フルーティーな甘みとともに気持ちの良い余韻に変わります。
スモーキーさは強いですが、フルーティーさとのバランスも良いため、美味しく味わいやすい完成度の高いアイラウイスキーです。
キルホーマン マキヤーベイのおすすめの飲み方を解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
キルホーマン マキヤーベイの個性的な香りや風味をダイレクトに味わうなら、ストレートがおすすめです。
強いスモーキーさと甘さが感じられますが、他のピート香が強いアイラウイスキーと比較すると味わいに優しさが感じられます。
フェノール値ではラフロイグを上回るキルホーマン マキヤーベイですが、クセの強さを意識していると飲みやすいことに驚くかもしれません。
ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。
ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?人気の銘柄・安い銘柄10選
キルホーマン マキヤーベイは若い原酒を使用していることからアルコール感がありますが、ロックにすると和らいで飲みやすくなります。
バーベキューを思わせるようなスモーク、フルーティーな風味がより強くなり、なめらかな飲み口が魅力です。
よりボトルの個性を強く味わえる飲み方であると言えるでしょう。
ロックの美味しい作り方とポイントはこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーのロックのおすすめの飲み方は? おいしく飲むための作り方もご紹介
キルホーマン マキヤーベイはフレッシュな果実の風味があることから、爽快感のあるハイボールとの相性が良いです。
口に含めば炭酸と酸味のあるフルーティーな風味が通り抜け、非常に爽やかな印象となっています。
スコッチのアイラウイスキーのハイボールは独特のスモーキーさがあり、ハイボールに人気の銘柄です。
ハイボールにおすすめのスコッチウイスキーはこちらの記事で紹介しています。
ハイボールにおすすめのスコッチウイスキーの選び方と注意点を解説
良い評判 | 悪い評判 |
懐かしさを感じるピート香 | クセが強く好みが分かれる |
幅広い飲み方で飲める | 熟成年数が短い |
アイラではライトで飲みやすい | - |
キルホーマン マキヤーベイはアイラ島の蒸溜所の中では新興でありながら、古いアイラウイスキーファンからはどこか懐かしさを感じるピート香が魅力といわれています。
飲み方を選ばずに飲める点や、アイラウイスキーの中ではライトで飲みやすいという意見もあり、全体的には高い評価を得ているボトルです。
一方で、アイラウイスキーであることからクセが強く好みが分かれやすく、熟成年数の短さから原酒の若さが気になるという意見もありました。
アイラウイスキーはどうしても好みが分かれやすいところではありますが、レビューは約7割が最高評価を付けました。
キルホーマン マキヤーベイは、アイラウイスキーの中でも新しい蒸溜所のシングルモルトではありますが、他の代表的なアイラウイスキーに負けないほど人気を伸ばしています。
アイラウイスキー特有の独特な強いピートスモークのクセを持ちながら、風味のバランスが良く飲みやすい味わいであることが魅力です。
ウイスキーを飲み慣れている方から、ウイスキーをあまり飲んだことがない方まで幅広くおすすめできるボトルといえます。