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- ウイスキー銘柄
竹鶴ピュアモルトは、ニッカウヰスキーから販売されているノンヴィンテージ(NV)タイプのピュアモルトウイスキーです。
ピュアモルトウイスキーとは、通常のブレンデッドはモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドするところ、モルトウイスキーのみをブレンドさせます。
竹鶴ピュアモルトはピュアモルトウイスキーの先駆けとなった銘柄であり、モルト原酒のみのブレンドでも非常に飲みやすいことが特徴です。
この記事では、竹鶴ピュアモルト(NV)の種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。
この記事のポイント
竹鶴ピュアモルト(NV)は、ニッカウヰスキーが製造・販売するピュアモルトウイスキーであり、同社の銘柄である余市・宮城峡がブレンドされています。
ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝氏の名前が使用されており、日本のウイスキーの父と呼ばれる竹鶴氏の情熱が詰まったボトルです。
ピュアモルトとは、ブレンデッドウイスキーにおいてグレーンウイスキーをブレンドしない日本のウイスキー特有の分類であり、本場のスコットランドには存在しませんでした。
近年では日本の他のウイスキーにおいてもピュアモルトを名乗る銘柄が多く存在しており、スコットランドでも同様のコンセプトでボトル詰めされた商品が販売されています。
竹鶴ピュアモルトはモルトウイスキーのみをブレンドするピュアモルトウイスキーの先駆けとなった銘柄です。
グレーンウイスキーを使用せずにバランスの良いブレンデッドが製造できる理由は、ニッカウヰスキーが所有するシングルモルトのブランドがそれぞれ対称となる個性を持っているからです。
余市はアイラモルト思わせるピーティーで個性的な原酒であり、宮城峡はフルーティーで華やかで飲みやすい原酒となっています。
そのため、余市が個性的なモルト原酒、宮城峡が従来のグレーン原酒の役割をすることからバランスが取れます。
かつては熟成年数が表記された竹鶴も販売されていましたが、現在では年数表記のないノンヴィンテージのみが販売されています。
竹鶴はかつて志村けんさんが愛したウイスキーとして知られており熟成年数は21年でした。
しかし、現在では入手が非常に困難であることから、現実的に入手しやすいボトルがノンヴィンテージの竹鶴となっています。
竹鶴全体の種類と余市、宮城峡を詳しく知りたい方は以下の記事をチェックしてください。
竹鶴ピュアモルトの種類と味わいを紹介します。
画像引用:https://www.asahibeer.co.jp/products/whisky_brandy/nikkamaltwhisky/taketsuru/taketsuru.html
概要 | 内容 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 43% |
希望小売価格 | 7,000円 |
竹鶴ピュアモルトの中でも現在ではスタンダードボトルかつ唯一の現行ラインナップであるノンヴィンテージのボトルです。
りんごや杏を思わせるフレッシュで甘酸っぱいフルーティーさと、バニラとキャラメルの樽香が調和します。
バナナを思わせる甘みとモルトの風味が感じられ、ほのかなピート香も特徴的です。
ビターチョコを思わせるほろ苦いフィニッシュがあります。
ニッカウヰスキーを象徴するウイスキー銘柄を飲みたい方におすすめです。
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/kawachi/680203241105/
竹鶴ピュアモルトの黒ラベルは終売となった旧ボトルのことであり、その完成度から終売となった旧ボトルながら、現在でも高い人気を誇っています。
味わいの方向性は同様ではありますが、新ラベルと比較した場合に熟成感が違うことから、旧ラベルにこだわる人がいるのも納得の味わいです。
旧ボトルの竹鶴が気になる方は黒いラベルを目印に探してみましょう。
画像引用:https://www.silsmaria.jp/c/chocolate/gd8
竹鶴ピュアモルト 生チョコレートは、神奈川県のチョコレート専門店であるシルスマリアが竹鶴ピュアモルトを使用して作った生チョコレートです。
ベルギー産のミルクチョコレートと生クリームに竹鶴ピュアモルトを加え、ココアパウダーをまぶした濃厚な甘みのなかにほろ苦さがある味わいです。
竹鶴ピュアモルトのおつまみはもちろん、他のウイスキーのおつまみにも合いやすいです。
竹鶴ピュアモルトのおすすめの飲み方を解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
竹鶴ピュアモルトが持つ本来の香りと味わいをダイレクトに味わうなら、ストレートで飲むことをおすすめします。
バランスの良いモルトウイスキー同士をブレンドしたピュアモルトウイスキーの飲みやすさと魅力を感じられます。
竹鶴ピュアモルトは、ストレートなどでじっくり味わえるウイスキーです。
ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。
ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?人気の銘柄・安い銘柄10選!
竹鶴ピュアモルトは炭酸水で割ることで、フルーティーさとピート香が際立つため、爽快な飲み口になることから相性が良いです。
本来であれば21年熟成の竹鶴を使用しますが、志村けんさんが愛したハイボールの作り方の手順を以下にまとめました。
通常のハイボールであれば、炭酸水とウイスキーを注ぎ終わった後に軽くマドラーでステアするのが基本です。
しかし、ソーダを注いでからウイスキーをフロートして、さらにソーダを注ぎ、あえてかき混ぜないことで、飲み口において意図的に濃い部分と薄い部分を作ることができます。
つまり、飲むたびに味わいが変わることから、飽きずにハイボールを楽しめるということです。
竹鶴ピュアモルト以外の銘柄でも応用が可能なハイボールの作り方であるといえるでしょう。
ハイボールに合う高級ウイスキーのおすすめ銘柄は以下の記事で紹介しています。
良い評判 | 悪い評判 |
バランスが良い | プレ値のせいで価格相応ではない |
憧れのウイスキーでギフトに嬉しい | - |
とても美味しい | - |
竹鶴ピュアモルトは味わいについて多くの人が満足しており、バランスの良さが評価されており、美味しいという意見が多かったです。
また、日本のウイスキーを代表する銘柄の一つであることから、購入できたことを喜ぶ声もあり、プレゼントしてもらえれば非常に嬉しい銘柄といえるでしょう。
一方で、供給に対して需要が高過ぎることからプレミア価格で販売されており、値段に対しては不満の声がありました。
竹鶴ピュアモルトは、ニッカウヰスキー製のモルトウイスキーのみを使用した、飲みやすさとバランスが魅力のウイスキーです。
余市と宮城峡の原酒が互いに補完し合い、ほのかなピート香とフルーティーな華やかさが調和しています。
ストレートやハイボールなど、様々なスタイルで楽しめ、生チョコレートとのコラボ商品も販売されている人気の銘柄です。