ドラッフル蒸溜所
- ドイツ
2024.09.25
エリア | スペイサイド |
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設立年 | 1821年 |
所有者 | ディアジオ社 |
蒸留器 | 初留x3基、再留x3基 |
仕込み水 | ミルビュイズ湖近くの泉 |
年間生産量 | 560万リットル |
ブレンド銘柄 | ジョニーウォーカー、ホワイトホース |
蒸溜所ツアー | なし |
公式サイト | https://www.malts.com/en-row/brands/linkwood |
リンクウッドという名前は、エルギンのシーフィールド領にあった貴族の邸宅(荘園屋敷:リンクウッド)から名付けられました。エルギンはマレイ州の中心地であり、周囲を含めると10の蒸溜所がひしめく場所で、古くから羊毛産業やウイスキー、そして商業で栄えた町。モルト愛好家にはなじみの「ゴードン&マクファイル社」の本拠地としても知られています。
生産量の99%がジョニーウォーカーやホワイトホースの原酒用(ブレンデッドウイスキーのキーモルト)で、特に仕上げ用として高い評価を受けています。1933年に当時のDCL社が買収しましたが、当時では破格の8万ポンド(当時の貨幣価値で約6億円)を出すなど、非常に高い評価でした。
シングルモルトとして出回る量はごくわずかで、レアモルトシリーズとして「花と動物シリーズ」の12年物は有名で人気があります。オフィシャルボトルは少なく、ほとんど市場に出回らず、シングルモルトファンでも知っている人はごく少数です。ベンリネス、ダルユーインと同じ「ディアジオ社」が所有しています。