ラビットホール蒸溜所
- アメリカ
2023.05.08
エリア | ハイランド |
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設立年 | 2014年 |
所有者 | アデルフィー・ディスティラリー社 |
蒸留器 | 初留x1基、再留x1基 |
仕込み水 | グレンモア川及び蒸溜所上部の湖 |
年間生産量 | 50万リットル |
輸入元 | MHD スリーリバーズ |
蒸溜所ツアー | あり |
公式サイト | https://www.adelphidistillery.com/ |
独立系ボトラーであるアデルフィー社が2014年に蒸溜所を開設するまで、人里離れたアードナムルッカン半島では合法的なウイスキーの製造が行われていませんでした。またアデルフィー社の蒸溜所はこれが初めてではありません。1826年にグラスゴーのゴーバルズ地区に建設されたオリジナルは、1880年にアーチボルド・ウォーカーの手に渡り、スコットランド、アイルランド、イングランドでウイスキーを製造する唯一の蒸溜所となりました。1887年には、モルトウイスキーとグレーンウイスキーを合わせて、年間50万ガロン以上を生産していたようです。1903年にDCLに買収され、その4年後にポットスチルは停止します。グレーンは1932年まで製造されていました。跡地には現在、グラスゴーのセントラル・モスクが建っています。アーチボルト・ウォーカーの曾孫であるジェイミーは、1993年に独立したボトラーとしてアデルフィー社を始めました。現在のオーナーは、2004年にこの会社を買収しました。