トゥーダヴ蒸溜所
- セルビア
2024.02.07
エリア | アイラ |
---|---|
設立年 | 1846年 |
所有者 | ディアジオ社 |
蒸留器 | 初留x3基、再留x3基 |
仕込み水 | ナムバン湖 |
年間生産量 | 650万リットル |
ブレンド銘柄 | ジョニーウォーカー |
輸入元 | MHD モエ ヘネシーディアジオ |
蒸溜所ツアー | あり |
公式サイト | https://www.malts.com/en-gb/distilleries/caol-ila |
ナムバン湖の真水を仕込み水としてふんだんに使えることから、カリラ蒸溜所は1846年にヘクター・ヘンダーソンにより創業されました。ゲール語で「アイラ島の海峡」を意味するこの蒸溜所は、何度か経営に失敗したことがありましたが、1920年代には後にディアジオ社となるDCL社が経営することになり、安定した経営にかわっていきます。蒸溜所はアイラ海峡に面した海岸にあり、伝統的な製法は今も維持されています。
蒸溜所の主な目的は、ブレンデッドウイスキー用のモルトを供給することであるが、限られたセレクションはシングルモルトとしてボトリングされます。現在の生産量は年間650万リットルですが、世界最大の売り上げを誇る「ジョニーウォーカー」のモルト原酒に使われているため、シングルモルトで使用されるのは全体のわずか5%のため、シングルモルトは流通量が極端に少なく希少です。
原料にはポートエレンでモルティングされた大麦を使用し、ナムバン湖のピーティーな水を使ったお湯に浸けこみます。潮の流れが激しいアイラ海峡は、ロブスターやカニなどの良い漁場となっていることもありカリラと魚介類との相性は抜群です。