エイフェル蒸溜所 J.P.シュッツ
- ドイツ
2024.01.20
エリア | 愛知県 |
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設立年 | 1972年 |
所有者 | サントリー知多蒸溜所株式会社 |
年間生産量 | 5,000万リットル |
ブレンド銘柄 | 響 |
公式サイト | https://www.suntory.co.jp/chitadistillery/ |
1972年、鳥井信治郎が目指した「日本の豊かな自然と職人の技を生かした多様なジャパニーズウイスキー」の実現に向けて、サントリー2代目マスターブレンダー・佐治敬三は大きな一歩を踏み出しました。知多半島の穏やかな霧の中に、最高品質のジャパニーズグレーンウイスキーをつくるための蒸溜所を建設したのです。知多蒸溜所では、トウモロコシを主原料とし、連続式多段蒸留器を用いて、3種類のグレーンウイスキーを製造しています。ヘビータイプは2段蒸留、ミディアムタイプは3段蒸留、クリーンタイプは4段蒸留と、ヘビータイプしか製造しないグレーンウイスキーメーカーが多い中、この多様性は珍しいものです。知多のグレーンウイスキーは、そのなめらかさとバランスの良さから、響をはじめとするサントリーのブレンデッドウイスキーに調和する “出汁 “として使用されてきました。しかし、知多蒸溜所のグレーンウイスキーは、長年の研究と革新により、比類ない洗練さと複雑さを獲得し、シングルグレーンウイスキーとしても人気を集めています。