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グレンエルギン

2021.11.01

基本情報

エリア スペイサイド
設立年 1898年
所有者 ディアジオ社
蒸留器 初留x3基、再留x3基
仕込み水 ミルビュイズ湖近くの泉
年間生産量 270万リットル
ブレンド銘柄 ホワイトホース
輸入元 MHDモエ ヘネシーディアジオ
蒸溜所ツアー なし
公式サイト https://www.malts.com/en-row/brands/glen-elgin

ABOUT

グレンエルギンは、1890年代のウイスキーブームの中でスペイサイドに建設された最後の蒸溜所でした。しかしながら、創業年の1898年にウイスキー商社でブレンダー最大手のパティソンズ社が倒産したため、建設中だったグレンエルギンはその余波をまともに受け、予定のプランを大幅に変更してスタートしたとされています。そのため、操業開始から5か月で操業停止になるなど波乱の幕開けでした。その後1930年にDCL社、現在は大手のディアジオ社の蒸溜所となっています。品質はとても良く、ブレンデットで有名な「ホワイトホース」のキーモルトウイスキーとなっています。仕込み水はリンクウッド(Linkwood)と同じミルビュイズ湖付近の泉の水を利用しています。蒸溜所の南東に位置するミルビュイズ湖近辺の豊かな天然水で仕込むウイスキーは、蜂蜜のような甘さとモルティな香味が支配するスペイサイドの個性が際立っています。12年のシングルモルトは非常に高い評価を受けており、ウイスキージャーナリストとして有名な「チャールズ・マクリーン」は、『あまりにも長い間隠れた素晴らしいモルト』と評しており、今後シングルモルトをはじめ、人気の蒸溜所になるだろうと高い評価を受けている蒸溜所の1つです。

歴史

  • 1898年: 銀行家のウィリアム・シンプソンとジェームズ・カールがモレイシャーにグレンエルギンを設立
  • 1930年: グレンエルギンはホワイトホース社のライセンスのもと、スコティッシュ・モルト・ディスティラーズ社に買収される
  • 1964年: 蒸溜所が繁栄し、蒸留器が2基から6基に増設される
  • 1992年: グレンエルギンは3年間閉鎖され、さらなる改装と新しい蒸留器の設置が行われた
  • 2001年: グレンエルギン12年がフローラ&ファウナシリーズに登場
  • 2008年: ディアジオ社がスペシャルリリースとして16年を発売

フレーバー

  • Heather(ヘザー:ギョリュウモドキ)
    Heather(ヘザー:ギョリュウモドキ)
  • Honey(ハニー:蜂蜜)
    Honey(ハニー:蜂蜜)
  • Orange(オレンジ)
    Orange(オレンジ)

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