バッチ206蒸溜所
- アメリカ
2023.02.02
エリア | スペイサイド |
---|---|
設立年 | 1891年 |
所有者 | バカルディ社 |
蒸留器 | 初留x2基、再留x2基 |
仕込み水 | リトル・コンバルヒルの泉 |
年間生産量 | 410万リットル |
ブレンド銘柄 | ディワーズ |
輸入元 | バカルディジャパン |
蒸溜所ツアー | なし |
公式サイト | https://www.craigellachie.com/ |
craigellachie |
蒸溜所は1891年に建設され、当時有名なウイスキー建築家であったチャールズ・ドイグ氏が設計した蒸溜所。創業の1人であるピーター・マッキーは、若き日にラガヴーリンでウイスキーのイロハを学んでいました。クレイゲラキ(クライゲラヒ)は「岩の多い丘」と訳され、近くのスペイ川を見下ろす断崖絶壁を意味します。スペイサイド地区の中心、フィディック川とスペイ川の合流する地点に蒸溜所があります。
オイルヒーティングによってモルトを乾燥させる事により硫黄香が生成され、重みのある刺激的な味わいがつくり出されています。また、スピリッツの冷却には伝統的なワームタブを使用する事により独特の風味が生み出されます。このような伝統的な製法を守り作り続けることで、クライゲラキは重厚な味わいのシングルモルトウイスキーの造り手として世界中のウイスキー愛好家から親しまれています。
年間400万リットル以上を生産しており、そのほとんどが「Dewar‘s White Label」などのブレンデッド・ウィスキーに使用されています。かつてのホワイトホースの原酒としても有名です。全体の10%しかシングルモルトはボトリングされない希少品なので、ウイスキー好きでも知る人ぞ知るモルトです。