グレングラッサ蒸溜所
- ハイランド
- ブラウンフォーマン
2021.10.27
エリア | スペイサイド |
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設立年 | 1894年 |
所有者 | ペルノリカール社 |
蒸留器 | 初留x4基、再留x4基 |
仕込み水 | 地元の湧き水 |
年間生産量 | 450万リットル |
ブレンド銘柄 | シーバスリーガル、100パイパーズ、パスポート |
輸入元 | ぺルノ・リカール・ジャパン |
蒸溜所ツアー | なし |
ロングモーンは、19世紀で最も興味深いウイスキー企業家の一人、ジョン・ダフによって造られました。彼はアバーチャダーで生まれ、グレンドロナックで働き、1876年に近くのグレンロッシーを設計した後、南アフリカに向かい、そこでウイスキー産業を興そうとしたのです。しかし失敗し、アメリカへ渡りそこで挑戦することになりました。しかし再び失敗し帰国した彼は、1893年にロングモーン社を設立しました。その5年後、彼は隣にベンリアックの工場を建設したのです。2つの工場を建設するには理想的な時期ではなく、1899年に彼はジェームズ・グラントに売却することを余儀なくされました。20 世紀初頭には、ロングモーンは VAT69やデュワーズをはじめとするさまざまなブレンドに使用され、モルトウイスキーとして高い評価を受けるようになりました。1920年、日本のウイスキーの父でありニッカの創業者でもある若き日の竹鶴政孝が、短期間ながらこの蒸溜所で働いています。ニッカの2つの蒸溜所のスチルは、ロングモーンをモデルにしていると言われています。