オールド エルク蒸溜所
- アメリカ
2023.04.19
エリア | ローランド |
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設立年 | 1958年(閉鎖年:1980年) |
所有者 | ノース オブ スコットランド ディスティリング カンパニー(ブランド) / ディアジオ (建物のみ) |
ブレンド銘柄 | 44年 1971 ハート ブラザーズ |
1957年、ジョージ・P・クリスティーのノースオブスコットランドは、カンバスにあるフォース醸造所を1万ポンドで売却しました。クリスティーはすぐに建物を蒸溜所に改造し、1958年ノースオブスコットランドは生産を開始しました。蒸溜所は、1時間あたり2,700リットルの蒸留能力を持つ 3つの特許取得済みの蒸留器からグレーンウイスキーを生産し、2 つの銅製蒸留器からモルトウイスキーを生産していました。当時のグレーンウイスキーの需要はモルトウイスキーの需要をはるかに上回っていたため、1959年にクリスティはモルトウイスキーの蒸留器を撤去し、より大きなすり潰し機を設置し、グレーンウイスキーの生産量を増やしました。1970年代に蒸溜所の指示役が亡くなり、当時ウイスキーの過剰生産に悩まされていたクリスティは、1980年に蒸溜所を閉鎖し、1982年には蒸溜所と建物をDCL(ディスティラーズ・カンパニー・リミテッド)に売却しました。当時、ノースオブスコットランドは、最も風味豊かなグレーンウイスキーを生産する蒸溜所の1つだと考えられていました。オーナーであるジョージ P. クリスティーは、年月を経た後もグレーンウイスキーが独自の風味を維持できるようにするため、蒸留酒に通常よりも多くのエキス(ウイスキーコンジナー)を入れて製造しました。