ハラルド ケックアイス蒸溜所
- オーストリア
2023.11.17
エリア | スペイサイド |
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設立年 | 2009年 |
所有者 | ディアジオ社 |
蒸留器 | 初留x7基、再留x7基 |
仕込み水 | グレネベリー湖 |
年間生産量 | 1,250万リットル |
蒸溜所ツアー | あり |
ローズアイルは、建設開始のための最初の草刈りが行われる前から、論争に巻き込まれていました。最大手の蒸留所が大規模な蒸留所を建設するということで、親会社のディアジオ社はローズアイルの開所を口実に、小規模な蒸留所を閉鎖するだろうと予測する人たちもいました。実際、その規模は年間1,000万リットルとグレンフィディックより小さく、その建設はディアジオ社が10億ポンドを投じて自社工場全体の生産能力を高めるための第一段階に過ぎません。
ローズアイルは蒸留所建設の新時代を切り開きました。バイオマスプラントにより、エネルギーの大部分を自家発電し、熱回収システムにより、蒸留所からの廃熱を近くのバーグヘッドと道路を隔てたローズアイルの麦芽製造所の稼働に役立てています。このシステムにより、2013年にはディアジオ社の総二酸化炭素排出量の26%削減に貢献しました。