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【イベントレポート】秩父蒸溜所 at 静岡クラフトビール&ウイスキーフェア 2022

2022.12.10 / 最終更新日:2024.02.10

今回は、10月8日と9日に開催された静岡クラフトビール&ウイスキーフェア 2022にて、秩父蒸溜所(株式会社ベンチャーウイスキー)のグローバルブランドアンバサダー・吉川由美さんへインタビューを実施したので、その様子をお伝えします!

併せてお読みください!

静岡クラフトビール&ウイスキーフェア 2022

イベント概要

静岡県のクラフトビールやウイスキーの振興を目指すとともに、県外の模範的メーカーを紹介し、酒文化の向上・活性化を目指すイベントです。お酒の造り手と、飲み手の交流を深める場として2015年から開催されました。新型コロナウイルスの影響で今回は3年ぶりで6回目の開催となりました。

日時 2022年10月8日、9日 11:00~17:00
会場 駿府城公園 東御門前広場
主催 静岡クラフトビール&ウイスキーフェア実行委員会
公式サイト https://shizuoka-fair.com/

秩父蒸溜所

社名 株式会社ベンチャーウイスキー
蒸溜所名 秩父蒸溜所
場所 埼玉県秩父市みどりが丘49番
その他 一般見学・販売は行っておりません。

ベンチャーウイスキー 吉川由美様のご経歴

「イチローズモルト」を手掛ける、今や世界的にも高い評価を受けている秩父蒸溜所(株式会社ベンチャーウイスキー)のグローバルブランドアンバサダー
2019年には、「世界のウイスキー業界に著しい貢献を果たした人物」としてワールドウイスキー・ブランド・アンバサダー・オブ・ザ・イヤーにも輝く。

(左側)ワールドウイスキー・ブランド・アンバサダー・オブ・ザ・イヤーに輝いた、吉川由美さん

インタビュー

きっかけと意気込み

Dear WHISKY:
今回の静岡クラフトビール&ウイスキーフェアは3年ぶりの開催となりました。秩父蒸溜所さんは、過去参加経験もありますが、このイベントに対する想いをお聞かせください。

吉川さん:
秩父蒸溜所は、ほぼ毎回このイベントに呼んでもらっています。
ガイアフロー静岡蒸溜所の中村大航さんが長年尽力されているイベントということで、できるだけ協力させていただきたいという思いもあります。

Dear WHISKY:
秩父蒸溜所が静岡でのイベントに参加することの意義について教えてください!

吉川さん:
ビールの愛好家さんでウイスキー好きな方も多いと思います。地域の方々がお酒を飲みに集まるイベントということで、場所は関係なくイベントの主旨が合致すれば喜んで参加させていただいています。より多くの方々に、秩父蒸溜所のウイスキーを知っていただく良い機会だと考えています。

秩父蒸溜所の特徴

Dear WHISKY:
秩父蒸溜所のアピールポイントについて教えてください。

ウイスキー造りには気候・水質・歴史など、様々な要素が重要になってくると思いますが、秩父蒸溜所ならではの特徴などはありますか?

吉川さん:
気候・水質などはどこの蒸溜所でもそれぞれ独自で独特だと思うので、その辺は違って当たり前だと思ってます。
やはり、秩父蒸溜所の特徴として挙げることができるのは、造り手ですかね。基本的にリクルーティングは大々的に行っていないので、造っている人たち・働いている人たちは、ウイスキーが好きだから・ウイスキーが造りたいからという理由で仕事をしている人達が集まった会社です。ウイスキー造りに情熱も持っている従業員ばかりであるというのは、1つ特徴として挙げられるかなと思います。

Dear WHISKY:
全員がウイスキーを愛しており、ウイスキーのエキスパートであるという点が1つ大きな強みであるということですね!
昨今、世界的にジャパニーズウイスキーの評価が高まっていますが、ジャパニーズウイスキーの業界の盛り上がりについては蒸溜所の方としてはどうお考えでしょうか?

吉川さん:
ジャパニーズウイスキー業界が盛り上がっていて、世界から注目されていることは業界として良いことだと思います。ただ、注目されているからこそ、良い部分も悪い部分も見えると思うので、本当の意味でちゃんと注目してもらい評価してもらえる業界にできるかどうかは、メーカーそれぞれの努力次第なのかなと感じています。
ジャパニーズだからなんでもいいわけでは無いと思いますし、良質なジャパニーズウイスキーを造るメーカーがより増えていったら良いなと思います。

今後の展望や目標

Dear WHISKY:
「イチローズモルト」などはもうすでに国際的に人気を博す銘柄ですが、今後、秩父蒸溜所としてチャレンジしていきたいこと、今後の目標などはありますか?

吉川さん:
やはり、「ジャパニーズウイスキーだから飲んでみたい」ではなくではなく、「イチローズモルトだから飲んでみたい」というような人を増やすため、メーカー自体の力を付けていくというのが1つの目標にはなります。やっぱりシングルモルトを造ってはいますが、ウイスキーにはシングルモルトだけでなくブレンデットウイスキーやブレンデッドモルトなどの他のカテゴリーのウイスキーも多くあります。それらを含めてメーカーとして総合的に評価される力を付けられるように、ウイスキー造りのクオリティを上げていきたいなと考えています。

Dear WHISKY:
シングルモルトだけでなく、他のカテゴリーのウイスキーも含めて全てのカテゴリーで質の高いウイスキーを造っていくということですね!

吉川さん:
そうですね。クオリティ高く、それを維持できるように頑張っていきたいなと思います。

まとめ

以上、秩父蒸溜所・吉川由美さんへのインタビューでした!
今回秩父蒸溜所以外にも、静岡クラフトビール&ウイスキーフェア2022に参加している蒸溜所の方にインタビューを行い、インタビュー記事も公開しているので、ぜひご覧ください!
次回の記事もお楽しみに!

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