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【イベントレポート】Tokyo International BarShow 2023<第2弾>

2023.08.07 / 最終更新日:2024.06.03

2023年5月13日(土)、14日(日)の2日間にわたって開催された「Tokyo International BarShow 2023 / 東京 インターナショナル バーショー 2023」に取材させていただきました!今回はイベントレポート第2弾として、日本を代表する蒸溜所のブレンダー達によってくり広げられたスペシャルトーク、「ウイスキー100年プロジェクト-Fellow Distillers-」の様子をお届けします!
2023年に100周年を迎える日本のウイスキーですが、これまでの日本のウイスキー業界が乗り越えてきた厳しい時代や、日本のウイスキーの未来について豪華出演者が語り合いました!
トークセッションの後半では、イベント限定ウイスキーの紹介や、スペシャルゲストとしてデイヴ・ブルームさんも登壇しました!
ぜひお楽しみください!

併せてお読みください!

トークセッション セミナー概要

日本において本格的にウイスキー造りが始まってから、2023年でちょうど100年の節目となることを記念し、日本を代表するブレンダーが一同に会したトークセッションが行われました。
これまでの日本のウイスキー界の100年を振り返り、未来を語り合うスペシャルトークに、会場は大きな盛り上がりを見せました!

プログラム名 日本のブレンダーたちが未来を語るトークセッション
出演者 キリンビール株式会社 マスターブレンダー 田中 城太氏
サントリー株式会社 チーフブレンダー 福與 伸二氏
ニッカウヰスキー株式会社 チーフブレンダー 尾崎 裕美氏
株式会社ベンチャーウイスキー マスターブレンダー 肥土 伊知郎氏
本坊酒造株式会社 チーフブレンダー 久内 一氏
<スペシャルゲスト>
Mr. Dave Broom
日時 5/13(土)12:00-13:00

左から 田中 城太氏、福與 伸二氏、尾崎 裕美氏、 肥土 伊知郎氏、 久内 一氏

セミナーレポート

ウイスキー100年プロジェクト -Fellow Distillers-とは

司会:
ウイスキー100年プロジェクト -Fellow Distillers-とはどのようなプロジェクトなのですか?

田中 城太氏:
今年2023年は、日本で本格的にウイスキー造りが開始されてから、100年目を迎えます。
その節目の年に、ウイスキーをご愛飲いただいてる皆様に感謝の気持ちをお伝えしたいという想いから、長年にわたってウイスキー造りを続けてきた5社によって、『ウイスキー100年プロジェクト-Fellow Distillers-』を発足しました。

司会:
商品販売の場面では競合相手として切磋琢磨する関係である各社が、こうして手を取り合って1つのプロジェクトを発足させるというのは珍しいことに思いますが、その点についてはどのように感じられますか?

田中 城太氏:
私たちの中で競合という認識はありません。
もちろん営業現場や社内のセールスやマーケティングの人たちの中では、競合相手という言葉が出てきます。しかしブレンダーである私たちは、同じウイスキーを愛する者としての仲間であると認識しています。

司会:
美味しいウイスキーを造るという目標においては、競争相手ではなく、新しいウイスキー造りを追い求める仲間であるという認識が大切であり、それが根底にあるからこそ発足されたプロジェクトなのですね!

日本でのウイスキー造りの歴史について

日本初のウイスキー蒸溜所

司会:
日本でのウイスキー造りが始まった歴史について教えてください。

福與 伸二氏:
日本のウイスキー造りは、1923年にサントリーの創業者である鳥井伸二郎によって山崎蒸溜所の建設が始まったのがきっかけでした。山崎蒸溜所は日本初の蒸溜所であり、2023年が建設開始から100年の節目であることを記念して、ジャパニーズウイスキー100周年とされています。
最初にウイスキーを発売したのは1929年の「白札」と呼ばれる商品ですが、当時の日本人の舌に合わず、あまり売れませんでした。それでも何度も試行錯誤を重ね、1937年に発売した「角瓶」がヒットして、国産ウイスキーが日本市場に定着しました。

ジャパニーズウイスキーの始まりについてお話してくださる福與 伸二氏

ウイスキーの冬の時代

司会:
ようやく軌道に乗ったかのように思われた日本のウイスキーですが、その後は苦しい時代もあったそうですね。

福與 伸二氏:
はい。その後ウイスキー業界は1983年に売上のピークを迎え、それ以降は約25年にわたり売上が減少します。
平成の酒税の改正や経済変動の影響など、企業努力だけではどうにもできないような、ウイスキー業界としてはとても苦しい時代が続きました。

司会:
その状況から、現在のウイスキーブームに向かってどのように上昇していくのですか?

福與 伸二氏:
実は国内よりも先に、海外で評価されたことがきっかけでした。
再びウイスキーがブームになるのは2008年ぐらいからですが、実は遡ること2000年には、すでにウイスキーマガジン社主催のウイスキーライブが日本で開催されています。そしてその翌年、2001年に開催されたウイスキーの品評会「ベスト・オブ・ザ・ベスト」にて、ニッカウヰスキーの「シングルカスク余市10年」が総合1位を、サントリーの「響21年」が総合2位を獲得しました。日本のウイスキーが世界で認められたことをきっかけに、国内でも人気が広まり現在のウイスキーブームへと繋がっていったのだと思います。

ウイスキーブームの始まり

司会:
ニッカウイスキーが世界で1位を取った時のお話について、尾崎さんご自身はどのようなお気持ちでしたか?

尾崎裕美氏:
私も1988年に入社して、それから約20年間ずっと厳しい時代を経験しましたが、その中でニッカウヰスキーの商品が世界1と評価されたことは、本当に嬉しい限りでした。

司会:
そういった経緯を経たからこそ、国内外問わず日本のウイスキーに対する人々の関心もますます高まってきています。この状況についてはどのように感じていらっしゃいますか。

福與 伸二氏:
過去の厳しい時代を経験した身からすると、近年のブームには驚き以外に何もありません。
本日バーショーにお集まりいただいた方も若い方や女性の方が多く、日本でのウイスキーの盛り上がりはすごいですね。
国内だけではなく海外でも、様々な酒屋さんなどで日本のウイスキーが見られるようになりました。最近はありがたいことに需要に供給が追い付いておらず、あの苦しい時代に蒸溜を減らさざるを得なかった各社の苦悩が、現在ににじみ出ている感じがします。こういった良い流れを今後も続けていくためには、変わらず品質に磨きをかけていくことが重要だと考えています。

司会:
これから変化していく市場ニーズを各社の視点で捉えながら、様々なお客様のニーズに応える新しい取り組みを展開して、ウイスキー業界に更なる期待が高まります!

ウイスキーブームのきっかけとなったニッカウヰスキー、チーフブレンダーの尾崎 裕美氏

限定ウイスキーをご紹介!

ウイスキー100年プロジェクト-Fellow Distillers-は、ウイスキーを長年ご愛好いただいている皆様に感謝の気持ちをお伝えするために、企業の垣根を越えた熱い思いをベースに取り組んできたプロジェクトだということをご紹介しました。
今回のバーショーではこのプロジェクトを記念して、ウイスキー100年プロジェクト-Fellow Distillers-から誕生したイベント限定ウイスキーが特別に提供されました!

田中 城太氏:
この5社で様々な交流をしてきた中で、皆さんにどうしたら今まで以上に楽しんでいただけるか、ウイスキーの魅力をもっと知ってもらえるかを考え、各社の原酒を使用してブレンドをしてみようということになりました。実は今までも、他社と原酒交換をしたブレンデッドウイスキーが飲んでみたいという声を各所からいただいていたので、プロジェクトを記念して、是非この機会に実現しようと考えました。

司会:
しかし、原酒は各社にとって企業努力の賜物ではないですか?

田中 城太氏:
ウイスキーのブレンド技術や原料のレシピにはもちろん秘密もあります。しかし、それを公開しても同じものを造るわけではありませんし、もちろん簡単に味わいまで真似できるものではありません。
それ以上に、愛飲してくださったお客様や支えてくださった業界の方たちへの感謝を伝えるために、各社が原酒を持ち寄って、私たちができるパフォーマンスをしたいと考えました。

司会:
各社の原酒がブレンドされたウイスキーを楽しめるのは、まさに夢の共演ですね。今回のイベント限定ウイスキーは、どのようなルールで造られたのですか?

田中 城太氏:
他社の原酒を最低5パーセントは入れることと、自社の原酒は60パーセント未満入れるという基準を定めました。また、各社から数十種類の原酒を提供してもらい、それぞれブレンドテーマを決めることにしました。「お客様に喜んでいただけるもの」を目標に、約1年もの間試作を重ねました。コロナ禍の大変な時期の中で、5社のブレンダーが原酒を持ち寄って何度も議論を重ねて、一緒にテイスティングをしたということは貴重な経験でした。

夢の共演で造られた、限定ウイスキー

各社のブレンドテーマ

キリンビール株式会社

ブレンドテーマ
5社それぞれの個性あるフルーティな原酒の特徴が複層的に広がっていくフルーティタイプのブレンド

田中 城太氏:
キリンウイスキーのスタイルである”クリーン&エステリー”を基本としながら、清らかな味わいの中にフルーティーさが感じられるウイスキーを造りました。
各社の特徴あるフルーティー原酒をいただき、キリンウイスキーらしさはしっかりと保ちながらも、自社の原種だけでは再現できないようなクオリティタイプを造りました。
柑橘系の香りの後に、リンゴや桃、アプリコットといった芳醇な果実の味わいを感じられます。あまり説明しすぎてしまうと皆さんが先入観のようなものをお持ちになってしまうかもしれませんので、是非皆さん自身で味わって、ウイスキーの複雑なハーモニーを楽しんでいただきたいと思います。

ブランドテーマについて語る田中 城太氏

サントリー株式会社

ブレンドテーマ
5社各社のスモーキーなモルトを使用し、ブレンデッドジャパニーズウイスキーでありながら、スモーキーでバランスのとれた香味が味わえるブレンド

福與 伸二氏:
ブレンテッドジャパニーズウイスキーということで、バランスと滑らかさの中にどうやってスモーキーさを組み合わせるかということが1つのテーマでした。
最初にブレンドをしたときはバランスが悪かったので、とても試行錯誤をしました。しかし、各社からスモーキータイプの品種を提供していただいたことによって、マイルドかつ複雑な中にブレンデッドウイスキーらしい飲みやすさがあるウイスキーに仕上がりました。
口に含むと優しい味が広がり、余韻にかけてスモーキーさがふわっと広がります。ぜひお楽しみください。

限定ウイスキーに含まれている原酒について語る福與 伸二氏

ニッカウヰスキー株式会社

ブレンドテーマ
5社の特徴的な国産原酒と共に、ニッカ所有のベン・ネヴィス蒸溜所の原酒を使用したシェリータイプのブレンド

尾崎 裕美氏:
シェリー感を残しつつも、モルトをベースにして全体のバランスを重視しながらブレンドしました。
また、日本のみならず様々な海外の原酒も、日本のウイスキーが100周年を迎えるのを支えてくれたと思います。そのため、弊社がスコットランドにて所有しているベン・ネヴィスの原酒も使用し、ワールドブレンデッドウイスキーとしました。
今回のブレンドの基準は、他社の原酒を5%以上使うことなんですが、自社だけのルールとして、他社の原酒を10%以上、各社の原酒を2個ずつ使用しました。
ドライフルーツのような、甘さや重厚さがありつつも、非常にソフトな味わいを実現しました。是非ブースでお楽しみいただければと思います。

自社だけのルールも追加し、造ったニッカウヰスキー

株式会社ベンチャーウイスキー

ブレンドテーマ
各原酒の個性を引き立てながらも複雑で調和のとれた味わいを表現し、キーとなるミズナラを最大限活かしたブレンド

肥土 伊知郎氏:
秩父のミズナラ樽原酒をベースに、香木感やココナッツ系の香りと長い余韻を楽しめるブレンドに仕上げました。モルトの割合が多い中でもグレーンを使用することによって、全体が丸みを帯びてとてもまろやかになります。
まさか、原酒の交換ができるとは思ってもいなかったので、たくさんの苦労はありましたが、楽しくて仕方がありませんでした。
注意深く飲んでいただくと、ミズナラの味わいを際立って感じていただけるのではないかと思います。是非お楽しみください。

ミズナラを最大限に活かしたことについて語っている肥土 伊知郎氏

本坊酒造株式会社

ブレンドテーマ
多様性と調和を重視し、5社の個性とエネルギーがひとつにまとまることで生まれる新たなハーモニーを楽しめるブレンド

久内 一氏:
バラエティ豊かな原酒をバランスよく調和させることで、この5社の個性をどのように表現するかという、このプロジェクトの本質部分のテーマを意識しました。「原酒」のハーモニーと、仲間としての「人」のハーモニー。凹凸のない溶け合った5社の絆。滑らかな味わいの輪郭。これらすべてを大切に表現しています。
また、自社が所有する信州蒸溜所の駒ヶ岳原酒らしさを残しつつ、 各社の優れた原酒を重ねていくと、水平垂直に広がりがある躍動感と生命感溢れるウイスキーに仕上がりました。
私が思う理想のウイスキーは、香りに輝きがあり、味には艶があり、 そして追いかけたくなるような余韻をもつウイスキーです。今回は多様性豊かな各社の原酒の力をお借りして、まさにこの理想の味に近いものができたと考えています。
是非、5社の魂が融合したウイスキーをお楽しみください。

プロジェクトの本質を考え造ったという久内 一氏

スペシャルゲストにはデイヴ・ブルームさんが登場!

オフィシャルエグゼクティブのデイヴ・ブルームさん

各社が力を入れて作りあげたイベント限定ウイスキーの紹介が終わった後には、スペシャルゲストにデイヴ・ブルームさんが登場しました!
デイヴ・ブルームさんは、お酒と音楽のエディターとして、長年にわたって活動を続け、多くの著作物を出版されています。2018年より東京 インターナショナル バーショーのオフィシャルエグゼクティブに就任されました!

オフィシャルエグゼクティブに就任されたデイヴ・ブルームさん

デイヴ・ブルームさんにインタビュー

司会:
今年で100年を迎えました日本のウイスキーの歴史については、どのように感じていらっしゃいますか?

デイヴ・ブルーム氏:
私はウイスキー造りが盛んなスコットランドの出身です。ウイスキー造りにはサイクルがあり、常に右肩上がりというわけではなく、生産量がピークの年もあれば、少ない年もあります。スコッチウイスキーもジャパニーズウイスキーと同様に様々な苦難を経験していますが、ジャパニーズウイスキーを素晴らしいと感じる点は、製造をする人も味わう人も、すべての人がウイスキーに対して真摯に向き合い、さらに発展していくための努力を惜しまないことです。
厳しい時代であっても前を向いて進んでいく姿勢のおかげで、日本のウイスキーは世界中の人々に認められたのだと思います。
そして、今あるものをなんとか続けたい、あるいはそれをさらに高めていきたいというような向上心は、いつも私に刺激を与えています。

司会:
ありがとうございます。海外における日本のウイスキーの評価はどのようなものですか?

デイヴ・ブルーム氏:
日本のウイスキーは海外でも非常に高い評価を得ています。ちょうど私は先日行われたウイスキーの品評会である「ベスト・オブ・ザ・ベスト」 から帰ってきたばかりですが、実際にそちらでもジャパニーズウイスキーは素晴らしい結果が出ました。英国においても、世界においても、ジャパニーズウイスキーがこれほど大きな影響をもっているとは思いませんでした。
そして、その結果が出た後に世界の報道陣から「ジャパニーズウイスキーの評判がとても良いが、スコッチウイスキーを造る立場としては脅威に感じているのではないか」と聞かれました。私はそれに対して、「決してそんなことはない。ジャパニーズウイスキーはとても素晴らしいので、評価されることはとても良いことだ」と答えました!

司会:
日本のウイスキーは海外でもとても評価されているのですね!

デイヴ・ブルーム氏:
その通りです。過去に日本の国内市場が低迷していたことで、海外では日本から輸出されたウイスキーが増えたということがありました。しかしそのおかげで世界中で日本のウイスキーが広まり、現在でもジャパニーズウイスキーの評判は非常に高いものであり続けています。

司会:
今回のプロジェクトに対しては、どのようなご意見をお持ちですか?

デイヴ・ブルーム氏:
非常にワクワクするプロジェクトだと思います。そして、 このような素晴らしい取り組みをしているのは、他のウイスキーを造っているような国でも日本以外では聞いたことがありません。
私もこのトークセッションが終わって壇上から降りたら、早速それぞれのブースへテイスティングに行きたいと思います。皆様のご説明を伺っていて、もうテイスティングしたくてたまりません!

司会:
その通りですね!会場にいる皆さんもきっと同じ気持ちかと思います!

これからの日本のウイスキーについて

ジャパニーズウイスキー100周年の節目の年に発足した、ウイスキー100年プロジェクト-Fellow Distillers-。今回のプロジェクトをきっかけに、これからの100年に向けて出演者の方々がどのようなことを期待していらっしゃるのでしょうか!

尾崎 裕美氏:
今回のプロジェクトの大きな目的は、これまでの日本のウイスキーの100年間を支えていただきましたお客様への感謝の気持ちを伝えることです。その感謝の気持ちをこれからの100年も、その先も忘れずにウイスキーを造っていきたいと思います。現在国内には今日集まっている5社以外にも多くの蒸溜所がありますので、切磋琢磨しながら日本のウイスキーを盛り上げていきたいと思っています。

肥土 伊知郎氏:
このような素晴らしいプロジェクトに参加させていただいたことで、新たなウイスキーの可能性を感じました。
これからの100年も皆さんの喜んでいる顔が見られるように努力していきたいと思いますし、そのためなら、また各社が協力する機会を実現できるのではないかと思います。またいつか一緒に何か企画させてください。よろしくお願いします。

久内 一氏:
私だけ厳しい見解かもしれませんが、これからの100年に対しては明るい展望と、ちょっと不安や心配が入り混じった複雑な気持ちです。これまでの100年間では10種に満たないぐらいの蒸溜所の数でしたが、近年では100種類以上になっていく見通しです。大きな所帯になって、様々な考え方の人たちがいて、品質や意識の足並みをそろえていくのが難しくなるかもしれません。
そのため、業界としてベクトルを1つの方向に定めて、そのベクトルの束を太くしていく。これができれば、おそらくこの後の100年は見事な展望が開けてくるのではないかと考えています。

デイヴ・ブルーム氏:
もちろんそれぞれの会社でウイスキーは販売しますが、ジャパニーズウイスキーがこれからも世界で広まっていくためには、自社のウイスキーとしてではなくジャパニーズウイスキーとして推していく必要があります。そのためには、会社間での協力が必要不可欠です。その協力があってこそ、ジャパニーズウイスキーが繁栄することができるのだと思います。
そう考えると、このプロジェクトは非常に素晴らしい、ワクワクするようなプロジェクトであるだけではなく、日本にとっても世界にとっても重要なプロジェクトだと思います。
今の取り組みは、これから先100年間の繁栄のための種まきとなっているでしょう。

田中 城太氏:
デイヴ・ブルーム氏の、「自社の商品だけを推していくのではなく、ジャパニーズウイスキーとして協力していくべき」という話をきいて、まさにその通りだと思いました。プロジェクトの名前にもある「Fellow」という言葉から、私がケンタッキー州でバーボンウイスキー造りをしていた時に現地の人からきいた、「1つのピースのピザを取り合うのではなく、 ピザを大きくすればいい」という言葉を思い出しました。ここにいる私たちみんながそんな関係でありたいと思っていますし、そんな関係を日本、世界へとさらに広めていきたいと思っています。

福與 伸二氏:
久内さんのお話を聞いて、その通りだと思いました。今回のプロジェクトは大変なこともありましたが、やはり1つにまとまることが大切だと思いましたし、そのきっかけになればこの上ない進歩だと思います。

司会:
ありがとうございます。以上でウイスキー100年プロジェクト、Fellow Distillersトークセッションは終了となります。皆さま是非、ここでしか味わえない5社のオリジナルウイスキー飲み比べてみてください。

デイヴさんを含め6人の方が、これからのジャパニーズウイスキーにお話しされました。

次回はセミナー&インタビュー編!

日本のウイスキー業界を牽引する存在のブレンダーの方達のスペシャルトークを聞くことができるのは大変貴重な経験でした!このウイスキー100年プロジェクト-Fellow Distillers-によって、私達ウイスキー好きのために様々な取り組みがされていることがわかりました!これからもジャパニーズウイスキーが発展していくことを願うばかりです!
次回はイベント限定セミナーの様子と、蒸溜所の方やブレンダーの方に直接インタビューをさせていただきましたので、そちらの様子をお届けします!

併せてお読みください!

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