【イベントレポート】コニサークラブ 発足記念イベント＜第1弾＞

2023年10月15日（日）東京都 EBiS303 イベントホール にて『コニサークラブ 発足記念イベント』が開催されました！

コニサークラブ 発足記念イベントは、2023年7月に新たな会員組織として発足した「ウイスキーコニサークラブ（WCC）」の第1回記念大会です！
Dear WHISKYは今回、実際に会場へ行ってきましたのでイベント当日の様子をお伝えします！

今回のイベントレポートは全2部構成でお届けします！
最初となる第1弾では、イベントの概要や当日の様子などをお伝えしていきます。
これからウイスキーコニサークラブ入会予定の方からウイスキーコニサーをまだ知らない方まで、ぜひこの記事を読んで「ウイスキーコニサー」の魅力を感じましょう！

ウイスキー文化研究所について

ウイスキー文化研究所とは

ウイスキー文化研究所（JAPAN WHISKY RESEARCH CENTRE）は、ウイスキー評論家の土屋守が代表を務める会員制のウイスキー文化普及団体です。2001年3月の発足以来、ウイスキー愛飲家や飲み手の育成などを行い、ウイスキー文化を日本をはじめ世界中に広めています。
さらに、国内で唯一のウイスキー専門誌『Whisky Galore』の発行や、ウイスキーフェスティバルなどのイベントの運営、そしてウイスキーに関する知識、鑑定能力を問う資格認定制度「ウイスキーコニサー資格認定試験」などを行なっています。
また、2019年からは日本で唯一世界のウイスキーやスピリッツ品評会である「東京ウイスキー＆スピリッツコンペティション（TWSC）」を運営しています。

ウイスキー文化研究所代表 土屋守さんとは

1954年新潟県佐渡に生まれる。週刊誌記者を経て1987年に渡英し、取材で行ったスコットランドで初めてスコッチのシングルモルトと出会い、スコッチにのめり込む。帰国後はウイスキー評論家として活躍し、98年にはハイランド・ディスティラーズ社より「世界のウイスキーライター５人」の一人に選ばれる。2014年9月から2015年3月に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」では、ウイスキー考証として監修を務めた。 『シングルモルトスコッチ大全』、『ブレンデッドウィスキー大全』（小学館）や『ウイスキー完全バイブル』（ナツメ社）など様々な名著を輩出。近著には、『完全版　シングルモルトスコッチ大全』（小学館）、『ジャパニーズウイスキーイヤーブック（蒸留所年鑑）』（ウイスキー文化研究所）などがある。隔月刊誌『Whisky Galore』の編集長を務める他、TWSC、ジャパニーズウイスキーの日実行委員長も務める。

ウイスキーコニサーについて

ウイスキーコニサーとは

コニサーとは「鑑定家」の意味で、ウイスキー文化研究所が主宰する、世界で唯一のウイスキーに関するあらゆる知識、鑑定能力を問う資格認定制度です。資格には3段階あり、第一段階の「ウイスキーエキスパート」に始まり、「ウイスキープロフェッショナル」、そして最終段階の「マスター・オブ・ウイスキー」と段階を踏んで取得していきます。

ウイスキーコニサークラブとは

2004年に始まったウイスキーコニサー資格認定制度が、2023年に20回目を迎えました。それを記念し、ウイスキー文化研究所では新しく会員組織の「ウイスキーコニサークラブ（WCC）」、通称コニサークラブを発足させ、さらなるウイスキー文化の普及を目指しています。

ウイスキーコニサークラブ会員とは

ウイスキーコニサー資格取得者でコニサークラブへの入会をした方には、４点の特典があります。

① 会員情報誌である『コニサー倶楽部』を購読できる！

年に4回発行される、最新の蒸溜所リストやマップ、そして世界のウイスキーニュースなどを網羅する会員情報誌である『コニサー倶楽部』を購読することができます。

② フェス招待券のプレゼント！

ウイスキー文化研究所が主催する「ウイスキーフェスティバル in 東京」、「ウイスキーフェスティバル in 大阪」の招待券をそれぞれ1枚ずつ、計2枚をいただけます（1万円相当）。

③ コニサークラブ会員限定イベントへ招待！

コニサークラブ会員限定のテイスティング会、イベント、セミナー、ツアーなどに参加でき、他、関連イベントの優先申込や割引などを予定しています。

④ オリジナルボトル頒布まで！

ウイスキーコニサー限定の頒布ボトルの優先申込や購入権も手に入ります。

ウイスキーコニサークラブ会員になると上記のような幅広く、そして貴重な体験をすることができます！

コニサークラブ 発足記念イベントとは

コニサークラブ 発足記念イベントとは

コニサ―クラブ発足を記念した第1回記念大会です。参加資格はウイスキーエキスパート（WE）、プロフェッショナル（WP）、レクチャラー（WL）などのコニサ―資格を持っている方のみで、先着300名のみの限定イベントです。
イベントでは、土屋さんによるジャパニーズウイスキー100周年を迎えた歴史ある日本のウイスキー最新情報や、ウイスキーの始まりであるスコッチウイスキーなど世界各国のトレンドまでの貴重な講演を伺うことはできます。

コニサークラブ 発足記念 イベント概要

日時	2023年10月15日（日）　11:00~18:00
会場	東京都渋谷区恵比寿1-20-8 エビススバルビル3階 EBiS303　イベントホール
主催	ウイスキー文化研究所
公式SNS	Instagram：ウイスキー文化研究所 Twitter：ウイスキー文化研究所 (JWRC) 【公式】
HP	ウイスキーコニサーHP

コニサークラブ 発足記念イベント タイムテーブル

11：00	開場
11：30	土屋守さんによる基調講演① 「世界のウイスキー事情と最新の蒸留所情報、そのトレンド」
13：00	休憩
14：00	土屋守さんによる基調講演② 「日本のウイスキー蒸留所と最新情報、そのトレンド」
15：30	休憩
15：40	ウイスキーやスピリッツの大試飲会、懇親会、トークショー
17：30	抽選会
18：00	閉会

 

各イベントプログラムをご紹介！

基調講演① 概要

1987年に渡英した際に初めて飲んだスコッチのシングルモルトからウイスキーの世界へのめり込んだ土屋さんが、世界のウイスキー事情と最新の蒸留所情報、そしてトレンドまで90分に渡り贅沢にお話しいただきました！

基調講演②「日本のウイスキー蒸留所と最新情報、そのトレンド」 概要

日本のウイスキー業界の第一人者として最前線で活躍し続ける土屋さんが、今年で100周年を迎えた日本のウイスキーへの見解や想いを熱く語っていただきました。

ウイスキーやスピリッツの大試飲会、懇親会 概要

200本以上のジャパニーズウイスキーやスコッチウイスキーのみならず、ジンや泡盛まで多種多様なスピリッツの試飲会が行われました。そして今回はなんと、7名のマスター・オブ・ウイスキーの方がコニサー会員の皆様にスピリッツを振舞いました。

抽選会 概要

一般では手に入れにくい豪華ボトルの数々を、今回のイベント参加者限定の大抽選会が行われました。

ブラインドテイスティング 概要

3種類のウイスキーの銘柄のブラインドテイスティングが行われました。

ここからは実際のイベントの様子をお送りします！

実際にイベントに行ってきました！

会場となったEBiS 303

「オシャレな街」の代名詞のような恵比寿駅。そんな恵比寿駅から約5分ほど歩いた場所にここ「EBiS 303」はあります。
入り口にはウイスキーコニサークラブ会員記念発足イベントの看板が置かれ、示す先へ多くの方が向かっていました。

会場の様子

開場予定時刻は11:00でしたが、生憎の雨にも関わらず開始前から既に多くのウイスキーコニサー会員の方が集まっていました！開始前から用意されていた座先はほぼ満席になっており、開始を心待ちにしておりました！

ウイスキーコニサー試験のテキストなどの販売が！

今回のイベントでは、ウイスキー文化研究所が発売している書籍や限定トートバッグなどを限定価格で発売していました！

『ミニチュアボトルに魅せられて』の中居靖行さんも！

イベントには、小学生の頃にミニチュアボトルに魅せられて以来、現在で12,000本のコレクションを保有する中居靖行さんがいらっしゃいました。著書である『ミニチュアボトルに魅せられて』では、コレクター垂涎のボトルからミニチュアボトルの定義や歴史、中居さん自慢のボトルコレクションなどまで詳しく紹介されていますので、ぜひご覧ください！

基調講演①「世界のウイスキー事情と最新の蒸留所情報、そのトレンド」

11時30分。ついにお待ちかねの基調講演が始まりました。土屋さんのご挨拶から始まり90分に渡る貴重な講演が行われました。
全ての会員の方々は真剣な眼差しで土屋さんのお話に聞き入っていました。
詳細は第2弾でお楽しみください！

基調講演②「日本のウイスキー蒸留所と最新情報、そのトレンド」

休憩を挟み、2つ目の基調講演が行われました。土屋さんのご経験や豊富な知識を惜しみなくコニサー会員の皆様に語っていました。現在、100を超える日本のウイスキーを造る蒸溜所を、それぞれの背景や現状を踏まえながらお話しいただきました！
土屋さんだからこそ知る講演を多くのコニサー会員の方はメモをとりながら耳を傾けていました。

ウイスキーやスピリッツの大試飲会、懇親会

基調講演の後はコニサー会員の方がウイスキーなどを飲み交わしながら、それぞれの時間を堪能していました。試飲ブースには、7名のマスター・オブ・ウイスキーの方々がコニサー会員の方との談笑を楽しんでいました。
「ウイスキー」という共通の趣味や仕事を通して老若男女が笑顔で集う光景は、日本のウイスキーの盛り上がりをより実感することができました。

7名のマスター・オブ・ウイスキーの皆様をご紹介！

鈴木 勝二さん

第2代マスター・オブ・ウイスキー。
埼玉県草加市にある「Scotch Bar John O’Groats（ジョン オグローツ）」 オーナーバーテンダーを務める。
2014年には最難関のマスター・オブ・ウイスキーに合格している。現在はバーテンダーとして活躍するかたわら、ウイスキー検定対策講座講師、ウイスキー専門誌『ウイスキーガロア』のテイスターを務めている。

吉田 耕司さん

第3代マスター・オブ・ウイスキー。
現在もHBAシニアバーテンダーとして、週末を中心に神奈川県川崎市の「Food & Beverage Ryo+」のカウンターに立ち、ウイスキーを始めとする酒類との「フードペアリング」の魅力をお客様にお伝えしている。