Bar LIBRE/バー リブレ

洗練された和の器と美味しい季節のフルーツカクテルでゲストを出迎えるBar LIBRE。池袋駅西口の近くにお店を構えている隠れ家のような空間が特徴的なオーセンティックバーです。店名の「LIBRE」とはスペイン語で「自由」を意味しており、スタッフが「自由な発想で創られたカクテルを飲んでいただきたい、自由に楽しんでいただきたい」という意味を込めてつけられたそうです。日本のみでなく海外のゲストも多数来店されているBarであり、さまざまな需要に応じて取り扱うお酒の種類も増えていったと言います。今回はそんなBar LIBREさんをご紹介いたします。

オーナー：清崎雄二郎さん

オーナーの清崎さんは熊本県出身で高校卒業と同時に上京しました。
バーテンダーを志したきっかけは、当時通っていたホテル専門学校でカクテルを学んだことからだそうです。LIBREをオープンする前は東京ドームホテルのメインバー「BAR2000」の立ち上げに携わったり、神楽坂や目白のバーで店長を務めたりしていました。
その後独立することを考えた際に、以前のお店でお世話になったゲストが足を運びやすいエリアでチャレンジしたいという想いもあり、数あるビッグタウンでもある池袋でお店を出すことを決意したと言います。
また清崎さんが思う池袋のバーのイメージとして、他の街に比べウイスキーを飲まれる方が多い印象があったそうで、そういった方たちにカクテルの文化を広めていきたいと思ったことも池袋を選んだ理由となったそうです。
オープン当初は、カクテルの大会の出場やゲストバーテンダーとして海外のバーでカクテルを提供した経験などから、トレンドのカクテルをつくることも可能ではあったそうですが、バーへ訪れた当時のゲストの客層に合わせて、あえてスタンダードカクテルを基にしたアレンジを加えたカクテルを中心に提供していました。
その後、より多くの業界関係者が来店するようになったタイミングで、当時新しい技法とされていたスモークカクテルなどのミクソロジーの要素を取り入れたカクテルを提供したところ、ゲストの方々にも徐々に受け入れてもらえるようになったそうです。

店長：長尾和明さん

店長の長尾さんは、台湾のバーテンダーAngus Zou（アンガス・ゾウ）さんの動画を見て衝撃を受けたことをきっかけに、バーテンダーの道を歩み始めたそうです。
Bar LIBRE で働く前は香川のバーで働いており、Bar LIBRE に入社と同時に、ベトナムに渡りダナン店（Bar LIBRE Roof top）のマネージャーとして立ち上げに携わりました。
好きなお酒はウイスキーとジンだそうで、特にスペイサイドのバーボン樽で熟成されたトロピカルな味わいのシングルモルトウイスキーがお好きだと言います。

バーテンダー：佐藤創さん

もともとダイニングバーで働いていたという佐藤さん。その頃からカクテルの勉強のためにBar LIBREに通っていました。
昨年チーズプロフェッショナル協会主催のC.P.A.チーズ検定の資格を取得したことを機に、チーズとカクテルを合わせた懐石料理をテーマにした、Bar LIBLEのオリジナルのペアリングコース「ちゐず懐石」を考案。
1月に行われた「ちゐず懐石」のペアリングカクテルにスコッチウイスキーの「グレンリベット」シリーズを用いたところゲストに大変好評だったため、ウイスキーとチーズを掛け合わせたアペリティフにもさらなる可能性を感じています。
また、早い時間からバーを利用する海外のペアリングの風習を日本のゲストにも広めていきたいとお話ししていました。

お店で人気のウイスキー

WHISTLE PIG -Aged 10 Years-　ホイッスルピッグ

清崎さん ホイッスルピッグはアルコール度数が50度と決して低くはありませんが、それを感じさせない軽やかさが魅力です。また副材料の味もしっかり活かすことができるというところから、ソーダ割りや水割りといったスタンダードな飲み方はもちろん、カクテルにも使用しやすいです。 余談ですが、先日私はホイッスルピッグのLeague of the Flying Pig(LOFP)のメンバーとして世界で12名しか参加できない蒸溜所への見学に行ってきました！何かと縁の深いウイスキーです。

清崎さん ホイッスルピッグはアルコール度数が50度と決して低くはありませんが、それを感じさせない軽やかさが魅力です。また副材料の味もしっかり活かすことができるというところから、ソーダ割りや水割りといったスタンダードな飲み方はもちろん、カクテルにも使用しやすいです。 余談ですが、先日私はホイッスルピッグのLeague of the Flying Pig(LOFP)のメンバーとして世界で12名しか参加できない蒸溜所への見学に行ってきました！何かと縁の深いウイスキーです。

THE SINGLETON -12 YEARS OLD-　ザ シングルトン

長尾さん スペイサイド地方のウイスキーです。シェリー樽とバーボン樽で熟成された原酒を使用しているので、フルーティーな香りに微かにスパイシーな風味が感じられます！ライトで非常に飲みやすく、いい意味でクセがないバランスの取れたウイスキーです。ハイボールやカクテルベースなどにも使用でき、初心者にもおすすめできるウイスキーです。

長尾さん スペイサイド地方のウイスキーです。シェリー樽とバーボン樽で熟成された原酒を使用しているので、フルーティーな香りに微かにスパイシーな風味が感じられます！ライトで非常に飲みやすく、いい意味でクセがないバランスの取れたウイスキーです。ハイボールやカクテルベースなどにも使用でき、初心者にもおすすめできるウイスキーです。

BULLEIT BOURBON　ブレットバーボン

佐藤さん バーボンウイスキーは、熟成させる原酒の風味や香りを高めるために、よくチャーリング（ウイスキー樽の内面を火で焦がすこと）を行います。 中でもこのブレットバーボンは、主原であるライ麦の使用比率が高いため、よりスパイシーかつ複雑味のあるウイスキーに仕上がります。 「喉を焼かないウイスキー」というキャッチコピーがあるほど口当たりが非常に滑らかなので、カクテルの材料としても汎用性が高いと思います。外国の方はよくオールドファッションドというバーボンカクテルを頼まれるので、そのベースに使用しています。

佐藤さん バーボンウイスキーは、熟成させる原酒の風味や香りを高めるために、よくチャーリング（ウイスキー樽の内面を火で焦がすこと）を行います。 中でもこのブレットバーボンは、主原であるライ麦の使用比率が高いため、よりスパイシーかつ複雑味のあるウイスキーに仕上がります。 「喉を焼かないウイスキー」というキャッチコピーがあるほど口当たりが非常に滑らかなので、カクテルの材料としても汎用性が高いと思います。外国の方はよくオールドファッションドというバーボンカクテルを頼まれるので、そのベースに使用しています。

マスターお気に入りのウイスキー

マッカラン 14年

清崎さん ザ・スコッチモルトウイスキー・ソサイエティ（SMWS）限定のマッカランです。 SMWSとは、1983年にスコットランドの首都エディンバラにある古い港町リースで設立された世界初のウイスキークラブです。このボトルはSMWSが設立40周年を迎えることを記念して選ばれたものです。マッカランは63パーセントという高い度数（カスクストレングス）由来の、凝縮された味わいが特徴のウイスキーです。このボトルはそんな古きよきマッカランをそのままの味わいで楽しむことができます。 ぜひストレートで飲んでいただきたい一杯です。

清崎さん ザ・スコッチモルトウイスキー・ソサイエティ（SMWS）限定のマッカランです。 SMWSとは、1983年にスコットランドの首都エディンバラにある古い港町リースで設立された世界初のウイスキークラブです。このボトルはSMWSが設立40周年を迎えることを記念して選ばれたものです。マッカランは63パーセントという高い度数（カスクストレングス）由来の、凝縮された味わいが特徴のウイスキーです。このボトルはそんな古きよきマッカランをそのままの味わいで楽しむことができます。 ぜひストレートで飲んでいただきたい一杯です。

おすすめのカクテル

柚子緑茶のジントニック

清崎さん 緑茶の爽やかな香りと苦みが効いていて、1杯目におすすめできるカクテルです。京都のジン「KI NO BI」をベースにしたカクテルで、海外のゲストにも好評です！

清崎さん 緑茶の爽やかな香りと苦みが効いていて、1杯目におすすめできるカクテルです。京都のジン「KI NO BI」をベースにしたカクテルで、海外のゲストにも好評です！

メープルカカオオールドファッションド

佐藤さん 人気のウイスキーで紹介したホイッスルピッグを使用したカクテルです。その味わいの特徴を活かし、スタンダードのレシピにメープルとカカオの風味を加えたオールドファッションドです。

佐藤さん 人気のウイスキーで紹介したホイッスルピッグを使用したカクテルです。その味わいの特徴を活かし、スタンダードのレシピにメープルとカカオの風味を加えたオールドファッションドです。

リキッドスイーツ

長尾さん ジン卵白、クリーム、ソーダを使ったラモスジンフィズをLIBRE風にノンアルコールにアレンジしました。柚子風味のコンブチャ（発酵茶）をベースにした、甘いながらもさっぱりとした、見た目も楽しめるカクテルです。

長尾さん ジン卵白、クリーム、ソーダを使ったラモスジンフィズをLIBRE風にノンアルコールにアレンジしました。柚子風味のコンブチャ（発酵茶）をベースにした、甘いながらもさっぱりとした、見た目も楽しめるカクテルです。

実際に行ってきました！

店内に入るとそこには落ち着きのある空間が広がっており、バックバーには有名な銘柄からこだわりの珍しいボトルまで、様々なお酒が並べられていました。Bar LIBREで提供されるカクテルは、スタンダードなものから独創的なものまで実に幅広い種類があり、その奥深さに目を奪われます。また器や氷など一つ一つの要素に魅力が隠されており、その全てに魅了されました。みなさんもきっとお気に入りのカクテルを見つけることができるはずです。
池袋に訪れた際は、ぜひBar LIBREで日常を超えた特別なひとときを過ごしてみませんか？