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アルタベーン蒸留所 - Allt a Bhainne DISTILLERY

2021.11.01

基本情報

エリア スペイサイド
設立年 1975年
所有者 ペルノリカール社
蒸留器 初留x2基、再留x2基
仕込み水 ベンリンネス山中腹の13の泉
年間生産量 420万リットル
ブレンド銘柄 シーバスリーガル、パスポート、100パイパーズ
蒸溜所ツアー なし
公式サイト https://www.allt-a-bhainne.com/

ABOUT

アルタベーンという名前は、ゲール語で「ミルク色をした小川」を意味します。カナダのシーグラム社(シーバス・ブラザーズ社)がオープンした蒸留所で、最先端の設備を誇る近代的でありつつ、伝統的なパゴダ屋根を設置するなど、伝統的な蒸留所を踏襲したスタイリッシュなデザインとなっています。元々はシーバスリーガルを作るための原酒製造のため創設されていました。2000年のシーグラム社の酒類事業からの撤退を受け、現在のペルノリカール社が引き継ぎました。2002年には一度操業停止するも、3年後の2005年に再開しています。
年間420万リットルの生産が可能ですが、原酒のほとんどが「100パイパーズ」のブレンド用で、シングルモルトとして販売されるものはごくわずかとされています。 「100パイパーズ」は、アジアマーケット、特にタイやインドで近年売り上げを伸ばしており、年間1700万本を販売するなど急成長を見せているブレンデッドウイスキーです。
アルタベーンは、スペイサイドとしては珍しいスモーキーなものも作っており、生産量の30~50%をフェノール値10~20ppmのピート麦芽で仕込んでいます。

歴史

  • 1975年: シーグラム社は、コンピュータを駆使した近代的なアルタベーン蒸溜所をMorayに建設
  • 2001年: ペルノ・リカール社がこの蒸留所を買収し、シーバス・ブラザーズ社の子会社として発足させる
  • 2003年: 蒸留所は閉鎖される
  • 2005年: Chivas Brothers社がアルタベーンを再開し、ブレンド用のモルトウイスキーを生産するためにフル稼働となる

フレーバー

  • Apple(リンゴ)
    Apple(リンゴ)
  • Smoke(煙)
    Smoke(煙)
  • Toffee(トフィー:バターと糖蜜または砂糖を加熱して作る菓子)
    Toffee(トフィー:バターと糖蜜または砂糖を加熱して作る菓子)

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