コープランド蒸溜所
- アイルランド
2023.08.22
エリア | ローランド |
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設立年 | 1823年 |
所有者 | ビームサントリー社 |
蒸留器 | 初留x1基、再留x1基、後留x1基 |
仕込み水 | カトリン湖 |
年間生産量 | 200万リットル |
ブレンド銘柄 | オーヘントッシャン |
輸入元 | サントリースピリッツ |
蒸溜所ツアー | あり |
公式サイト | https://www.auchentoshan.com/ |
「グラスゴーモルト」「アーバンモルト」としてグラスゴーの方々に人気なのがオーヘントッシャンで、ゲール語で「野原の片隅」の意味です。1994年からはボウモア、グレンギリーと共に、サントリー(現ビームサントリー)の所有となっています。オーヘントッシャンの最大の特徴は、伝統的な3回蒸留で造られている唯一のスコッチであることです。通常、蒸留を行えば行うほど不純物などが取り除かれアルコール度数が上がっていきますが、その分ウイスキーの個性がなくなるとも言われています。しかしながら、オーヘントッシャンはしっかりと個性を保っています。3回蒸留を行うため、口当たりの柔らかなすっきりとした風味のシングルモルトに仕上がっていますが、風味が軽いだけでなく、アロマや果実のようなフレーバーも感じることができます。オーヘントッシャンは免税店を中心に、ここ10年で急激に売上を伸ばしています。売上は2010年の頃と比べ約2倍に達しています。売上の3分の1が免税店ですが、ロンドン・ニューヨークといった大都市でも、若者中心に人気が高まっていて、都会派のウイスキー「アーバンモルト」として知られています。