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ベンリネス蒸留所 - Benrinnes DISTILLERY

2021.09.21

基本情報

エリア スペイサイド
設立年 1826年
所有者 ディアジオ社
蒸留器 初留x3基、再留x4基
仕込み水 スカーラン川とローワンツリー川
年間生産量 350万リットル
ブレンド銘柄 J&B、ジョニーウォーカー
蒸溜所ツアー なし

ABOUT

ベンリネスとは、標高840メートルのスペイサイドで最も高い山の名前です。蒸留所は、山の北の麓にあり、標高213メートルの位置にあります。蒸留器(スチル)は6基あり、初留釜(ウォッシュスチル)1基に再留釜(スピリッツスチル)2基を組み合わせ、いわゆる2回半蒸留を行うなど特徴的です。1966~2009年まで一部3回蒸留を採り入れていました。現在は通常の2回蒸留となっています。仕込水はベンリネス山から流れ出す、スカーラン川とローワンツリー川の水を利用しています。
生産量の99%がジョニーウォーカーやJ&Bの原酒用(ブレンデッドウイスキーのキーモルト)で、シングルモルトとして出回る量はごくわずかしかありません。。知る人ぞ知る通好みのウイスキーで、モルトファンには人気があります。レアモルトシリーズとして「花と動物シリーズ」の15年物しかオフィシャルボトルは発売されておらず、シングルモルトファンでも知っている人はごく少数です。リンクウッド、ダルユーインと同じ「ディアジオ社」の所有ですが、独特な造りをすることもありディアジオの異端児とも言われています。

歴史

  • 1826年: ピーター・マッケンジーによりLyne of Ruthrie 蒸留所が設立
  • 1829年: 蒸溜所は洪水で破壊されたが、数マイル離れた場所にジョン・イネスによって新しい蒸溜所が建設された
  • 1834年: イネスはわずか5年で倒産し、事業はウィリアム・スミス&カンパニーに売却され、蒸留所名も現在の「ベンリンズ」に変更された
  • 1864年: ウィリアム・スミス社も約30年後に倒産し、蒸留所はデビッド・エドワードに買収される
  • 1896年: 大規模な火災が発生したため、建物の徹底的な改修を余儀なくされる
  • 1922年: ジョン・デュワー&サンズ社がこの蒸留所を購入し、その3年後にDCLの傘下に入る
  • 1955年: DCLの下、Benrinnesは完全に改装される
  • 1966年: 生産能力を3基から6基に拡張
  • 1974年: 蒸留所で部分的に3回蒸留を開始
  • 1991年: 最初の公式ボトリングは15年熟成のフローラ&ファウナ
  • 2007年: 3回蒸留をやめ、2つのウォッシュ蒸留器と4つのスピリット蒸留器を使った伝統的な2回蒸留に変更

フレーバー

  • Dark-Chocolate(ダークチョコレート)
    Dark-Chocolate(ダークチョコレート)
  • Dried-Fruit(ドライフルーツ)
    Dried-Fruit(ドライフルーツ)
  • Meat(ミート:肉)
    Meat(ミート:肉)
  • Sulphur(硫黄)
    Sulphur(硫黄)

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