クロナキルティー蒸溜所
- アイルランド
2023.08.22
エリア | アイラ |
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設立年 | 1881年 |
所有者 | レミーコアントロー社 |
蒸留器 | 初留x2基、再留x2基 |
仕込み水 | 丘の上の貯水池 |
年間生産量 | 150万リットル |
輸入元 | レミーコアントロージャパン |
蒸溜所ツアー | あり |
公式サイト | https://www.bruichladdich.com/ |
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X | @Bruichladdich |
YouTube | BRUICHLADDICH |
1881年にヘブリディーズ諸島アイラ島の西海岸沿いに設立されたブルックラディ蒸溜所。起業家のハーヴェイ兄弟によって創業され、当時としては最先端の設備を誇っていましたが、オーナーが何度も代わり、休業、操業を繰り返してきました。2000年にマーク・レイニエー率いる独立系ボトラーのマーレイマクダビッドが地元の人々と協力して600万ポンドで購入したことで、風向きが変わります。最も大きな変化が「テロワール」の概念の導入で、スコットランド産の大麦麦芽のみを使い生産することでした。更にはアイラ産の大麦を使うプロジェクトがスタートするなどして、大成功を遂げ、これが「ウイスキードリーム」という本にもなっています。ユニークなカスクフィニッシュのリリースなど含め、ウイスキー愛好家の間で有名になりました。樽は海岸線に面した蒸留所の熟成倉庫内で保管され、大西洋の爽快な湖風の影響を受け熟成し、ウイスキーの味わいを最大限に引き出すために、アイラ島の湧き水を利用してボトリングします。地元アイラ島で一貫して行うというこだわり様です。人工着色料は一切なしの100%自然な色合いで、人工の甘味やカラメルなどは一切使用せずに造られるため、まさに本物のアイラ・ウイスキーといえます。