エイフェル蒸溜所 J.P.シュッツ
- ドイツ
2024.01.20
エリア | オンタリオ州 |
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設立年 | 1858年 |
所有者 | ビームサントリー社 |
蒸溜所ツアー | あり |
公式サイト | https://www.canadianclub.com/ |
Canadian Club | |
canadianclub |
1858年、穀物商として成功していたハイラム・ウォーカーがカナディアンクラブの最初の樽をオンタリオ州のウォーカービルで製造。当時、紳士向けの高級クラブで好んで飲まれていたことから「クラブウイスキー」と呼ばれていましたが、バーボンとの競合が始まり、米国から名称を明確にするよう求められ、「カナディアンクラブ」と名付けられました。1920年からアメリカの禁酒法が始まり、カナダでも生産力が減少、オンタリオ州では公共の場での飲酒が規制されました。ですがアルコール飲料の製造と輸出自体は規制されなかったため、米国との国境が隣り合わせであるオンタリオ州は密輸の抜け道となってアル・カポネなどのギャングが台頭、カナディアンクラブは米国一の密造ウイスキーとなりました。 レシピや工程は162年前に考案されたものを守り続け、熟成前のブレンドによって滑らかさを生み出すことなどが特徴的。原料のトウモロコシが蒸留するものは無色で無臭、無味なので「ベース・ウイスキー」と呼んでいます。また、ライ、ライ麦、大麦は独特なフレーバーを生み出し、熟成にはホワイトオークでできたアメリカ製のバーボン樽を用いることでオークの香りを引き立たせます。