ラーク蒸溜所
- オーストラリア
2023.10.25
エリア | スペイサイド |
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設立年 | 1897年(1985年) |
所有者 | ディアジオ社 |
コールバーンは、1890年代の最後の大蒸留所ブームから生まれ、ノッカンドオ、ロッホサイドなどとともに、先見性のあるヴィクトリア朝の建築家、チャールズ・ドイグの創造物として数えられています。蒸留所は1897年にジョン・ロバートソン&サンによってエルジンの南5マイルにあるロングモーンに設立されました。当初は2基の銅製ポットスチルが設置され、2年後に稼動します。残念ながら1980年代のウィスキー・ロックの影響で、コールバーンを含む多くの蒸留所が閉鎖されました。1960年代に改修が行われたものの、工場設備が劣化していたため、1985年にDCLがモスボール(焼却処分)の対象としたのです。1992年にはコールバーンの蒸留免許は取り消され、数年後ディアジオ社により蒸留所の建物をフラットや住宅に転用する案が提出されたが、ひっそりと取り下げられました。 コールバーン蒸留所株式会社のもとコールバーンブランドも所有するこのボトラーは、蒸留所名でブレンドをリリースし、その後さらにコールバーンブレンドをリリースし、さらには蒸留所のウイスキー生産を再開する意向を語っています。