ザゴランハイツ蒸留所
- イスラエル
2024.05.27
エリア | スペイサイド |
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設立年 | 2015年 |
所有者 | ペルノリカール社 |
蒸留器 | 初留x4基、再留x4基 |
仕込み水 | 敷地内の井戸水 |
年間生産量 | 1,000万リットル |
ブレンド銘柄 | シーバスリーガル |
蒸溜所ツアー | なし |
公式サイト | https://www.pernod-ricard.com/en/media/chivas-brothers-new-speyside-malt-whisky-distillery |
ダルムナックの歴史は、インペリアル蒸溜所から始まります。ダルユーインやタリスカーの共同経営者であるトーマス・マッケンジーは、1897年にスペイ川のほとり、モレー州キャロンにインペリアル蒸溜所を設立しました。シングルモルト蒸溜所であったインペリアルは、ほとんどすべてティーチャーズ、バランタインズ、オールドスマグラーなどのブレンド用でした。100年の歴史の中で、この蒸溜所は何度も手を変え品を変え、散発的な休止期間を経て、最終的には2005年にペルノ・リカール社がアライド・ドメック社を買収して手に入れることになりました。この時には、蒸溜所は完全に活動を停止していました。
インペリアル蒸溜所が取り壊され、新たなダルムナック蒸溜所の建設を監督したのは、シーバス・ブラザーズのプロダクション・ディレクターだったダグラス・クルックシャンク氏で、彼は15歳のときにインペリアル蒸溜所でウイスキーのキャリアをスタートさせました。最初に働いた場所の特徴を残したいと考えたクルックシャンクは、インペリアル蒸溜所の主要なデザインをダルムナックにも引き継がせます。工場の建物に使われていたアバディーン・レッド・ブリックは新工場の玄関に再利用され、蒸溜所にあったウォッシュバックの木材は新しいチューンルームの壁に使用されました。また、建物自体も、周辺の景観やこの地域の伝統的な建築様式に合わせてデザインされています。