ユニオン蒸溜所 モルトウイスキー ド ブラジル
- ブラジル
2023.12.11
エリア | ブルターニュ |
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設立年 | 1997年(閉鎖年:2015年) |
所有者 | ケルト・ウイスキー・カンパニー |
蒸留器 | 銅製ポットスチル2基 |
仕込み水 | 地元の天然の湧き水 |
ブレンド銘柄 | コルノグ:ピーテッド・シングルモルト・ウイスキー、 グラン・アル・モール:フレンチ・シングルモルトウイスキー、グワラーン:ファースト・セルティック・ブレンド |
公式サイト | https://www.celtic-whisky-distillerie.fr/en/ |
グラン・アル・モール蒸溜所は、フランスのブルターニュ地方に位置する比較的新しいウイスキー蒸溜所です。蒸溜所はプルヌール=ブリニョガンという町にあり、その名前「グラン・アル・モール」は、ブルターニュ語で「海のそばの小川」を意味します。この名前が示す通り、蒸溜所は自然環境と密接に関わり合いながらウイスキーを造っています。グラン・アル・モール蒸溜所の最大の特徴は、海の近くに位置していることです。この地域は湿気が多く、海風が影響を与えるため、蒸溜所のウイスキーにもその海洋性の影響が見られます。また、使用する水は地元の清水を使用しており、ウイスキーに特別なフレーバーを与えます。熟成にはフランス産オーク樽やシェリー樽など、さまざまな種類の樽が使用されます。特に地元産のオーク樽が使われることもあり、これがウイスキーに特有の風味を与えます。ブルターニュ地方の湿気や海風が熟成に影響を与え、ウイスキーに独特の風味をもたらします。豊かな麦芽の甘さと海風の影響を受けた塩っぽい風味が特徴の「グラン・アル・モール・シングルモルト」や、地元のオーク樽で熟成されたウイスキーで、ブルターニュ産の樽による風味が色濃く反映た、「モルテッド・カスク」が主なラインナップとなっています。現在はケルト・ウイスキー蒸溜所という名前に変更して製造されています。