グラン・アル・モール蒸溜所
- フランス
2024.05.12
エリア | ローランド |
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設立年 | 2019年 |
所有者 | ホーリルード・ディスティラリー社 |
蒸留器 | 初留x1基、再留x1基 |
仕込み水 | エジンバラの水道水 |
年間生産量 | 25万リットル |
蒸溜所ツアー | あり |
公式サイト | https://www.holyrooddistillery.co.uk/ |
マッカラン蒸留所の元マスターブレンダーであるデイビット・ロバートソン氏と、カナダ人のカーペンター夫妻が2019年に創業した蒸留所であり、ローランド地方では約1世紀ぶりにできた新しい蒸留所です。また、ヘッドディスティラーのジャック・メイヨーは、エディンバラ大学で2014年に天体物理学の博士号を取得し、同年にヘリオットワット大学で醸造学と蒸溜学を修めたという異色の経歴だが、グラスゴー蒸溜所で働いた後、ホーリルード蒸溜所を創設するため参画しました。
高い煙突のような長いポットスチルがあり、スコットランドではこれまでグレンモレンジーの5.14mが最長でしたが、それをゆうに超える7mと最も長い構造をしています。ここでは、5種のモルトウイスキーの造り分けをしており、「フローラル」「フルーティ」「スイート」「スパイシー」「スモーキー」と名付けられており、それぞれ使用する麦芽や酵母、蒸留のプロセス、使う樽も異なっています。
現在はジンのみ販売していますが、今後はスコッチウイスキーが販売されるとともに更に有名になり、人気の蒸留所となるのではと期待されています。