グレントファース蒸溜所
- スペイサイド
- ペルノリカール
2021.09.27
エリア | ケンタッキー州 |
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設立年 | 1795 |
所有者 | ビームサントリー社 |
仕込み水 | ケンタッキー州のライムストーンウォーター |
年間生産量 | 9万キロリットル |
蒸溜所ツアー | あり |
公式サイト | https://www.jimbeam.com/ja/ |
Jim Beam | |
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YouTube | Jim Beam |
農民で製粉業者、また開拓者でもあったジェイコブ・ビームは、1780年代、まだ州になっていないケンタッキーに移り住み、トウモロコシ栽培に適した豊富な土壌を見出しました。余ったトウモロコシでウイスキーを作り始め、1795年に初めてウイスキーの樽を販売し、現在まで親族に受け継がれてきたジムビーム蒸溜所の歴史が始まったのです。1894年に一族から蒸溜所を引き継いだジム・ビームは、1933年に禁酒法が廃止された後、一族に伝わる有名な酵母株を再び作り、また70歳にして120日で事業を再建するなど、家族経営であった地方蒸溜所の拡大だけでなく、バーボン業界にも変革をもたらした人物でした。2014年にサントリーホールディングス株式会社がビーム社を買収した後も、蒸溜所は「ビームの名にふさわしい価値を持ったウイスキーだけをボトリングすること」を信条に、バーボンの売り上げ世界一を誇っています。 ケンタッキー州の風土に守られたトウモロコシや、石灰岩の岩棚を通ってろ過され鉄分を含まずカルシウム豊富なケンタッキー州にしかない水、代々ビーム一族に受け継がれてきた酵母「ジャグ・イースト」など、秘伝のレシピによってジムビームのバーボンは成り立っています。