キロ蒸溜所
- フィンランド
2024.04.30
エリア | アイラ |
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設立年 | 1815年 |
所有者 | ビームサントリー社 |
蒸留器 | 初留x3基、再留x4基 |
仕込み水 | キルブライト湖 |
年間生産量 | 330万リットル |
ブレンド銘柄 | マッカラン |
輸入元 | サントリースピリッツ |
蒸溜所ツアー | あり |
公式サイト | https://www.laphroaig.com |
蒸溜所はポートエレン港から東に2キロほど行った、静かで美しい入り江に面して建てられています。白く塗られた外壁と黒い屋根、キルンも映えて非常に美しく、蒸溜所の美しさではスコットランドの蒸溜所の中でもトップクラスです。ゲール語で「広い入り江の美しいくぼ地」を意味します。ラフロイグ蒸溜所はフロアモルティングを続ける数少ない蒸溜所のひとつで、自社製麦芽は15%でフェノール値45~55ppm、他はポートエレン製もしくは本土産のもので35~40ppmであり、仕込みには必ずこれらを混合して用います。ラフロイグは10年、15年、18年、クォーターカスク、カーチェスなど多彩なラインナップを誇りますが、コア製品である10年は1stFillのバーボン樽しか使わないという、こだわりを持っています。ラフロイグの現在の販売数は年間380万本を超えており、これはアイラモルトとしては断トツの1位。生産量の70%がシングルモルト用で、30%がブレンデッド用。さらにラフロイグはチャールズ皇太子のお気に入りで、シングルモルトとしては唯一、皇太子のワラント(王室御用達)を授かっており、皇太子の紋章をラベルに使うことのできる唯一のシングルモルトになります。