リンドーズアビー蒸溜所

ケルソー・アビーの後続として建てられたリンドーズ・アビーは、12世紀後半にハンティンドン伯爵によってファイフにあるニューバーグの端に設立されました。王や女王が訪れたこともあるティロネン様式のアビーは、現在では生い茂った廃墟と化しています。スコットランドでウイスキーが生産されたことを示す最初の文献は、リンドーズ修道院に関するものだと言われています。修道院は「スコッチウィスキーの心の故郷」として知られるようになりました。マッケンジー・スミス氏は以前からリンドーズに蒸溜所を建設することを検討しており、2013年にヨーロッパの3人の投資家からの支援を受けて、ついに1,000万ポンドのプロジェクトに着手しました。修道院に隣接する土地（かつては酪農場として使われていた農場のステアディング）を発掘したところ、地表からわずか5センチのところに18メートルの古代の壁が発見されました。この発掘とその後の考古学的調査により、建設は2016年7月まで延期されました。リンドーズアビーの「ワールドクラス」のビジターセンターは、最終的に2017年10月に一般公開されました。