ミクターズ蒸溜所
- アメリカ
2023.04.03
エリア | ハイランド |
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設立年 | 1960年 |
所有者 | バカルディ社 |
蒸留器 | 初留x2基、再留x3基 |
仕込み水 | デヴロン川の支流のジェリー川 |
年間生産量 | 340万リットル |
ブレンド銘柄 | ウィリアムローソン |
輸入元 | バカルディジャパン |
蒸溜所ツアー | なし |
近代的な蒸溜所であるマクダフは、戦後のウィスキーブームに乗じて1960年に建てられました。当初の所有者であったグラスゴーのブローカー集団には、ブロディ・ヘップバーンがおり、ウィリアム・デルメ・エヴァンズが建築家として選ばれたのは、彼らを通してだったのではないかと想像されます。1966年から1972年にかけては、マルティーニ&ロッシのウイスキー部門であるウィリアム・ローソンの傘下に入りました。蒸溜所の生産量は徐々に拡大し、1990年にはイタリアのオーナーがスチルの数を5基に増やしました。それまでには、グレンデベロンの名でさまざまなシングルモルトが発売されています。若いフレッシュなモルトを好むイタリア市場に合わせて、5年ものと8年ものが初期のラインナップに加わっていました。その2年後、マルティーニがバカルディと合併し、1995年にはマクダフがデュワーズの傘下となりました。近年、ウィリアム・ローソンのブレンドがロシアで大ヒットしていますが、それでもデュワーズはこのシングルモルトをデベロンとして再出発させる計画を止めようとしません。