デュエリング バレルズ醸造所&蒸溜所
- アメリカ
2023.02.20
エリア | ハイランド |
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設立年 | 2017年 |
所有者 | ペルノリカール社 |
蒸留器 | 初留x1基、再留x1基 |
仕込み水 | エステート内の湖 |
年間生産量 | 10万リットル |
蒸溜所ツアー | あり |
公式サイト | https://ncnean.com/ |
X | Nc'nean Distillery |
ncnean | |
YouTube | Nc'nean Distillery |
歴史あるドリムニン・エステートの敷地内に蒸溜所を建設するというアイデアは、ルイス家がこの放置された土地を購入し、修復に着手してから約10年後の2012年に思いついたものです。2013年には、ドリムニンハウスに隣接する歴史的な農場の建物に蒸溜所を建設するというルイス家の計画が順調に進み、娘のアナベル・トーマス氏はロンドンでの経営戦略コンサルタントの仕事を辞め、新たに設立されたドリムニン蒸溜所のCEOとして自らプロジェクトを管理するようになりました。政府の助成金を含む2回の投資ラウンドを経て、2017年3月、ついにプロジェクトは完成します。ドリムニン蒸溜所はプロジェクトのワーキングタイトルとなりましたが、一族と個人投資家は、この事業を他の遺産から切り離すことを強く望みます。2017年の初め、ノックニーアンという新しい名称が決まり、ドリムニン・ディスティラリー社もまもなくノックニーアン・ディスティラリー社と改名され、3月21日に最初の蒸留酒が樽に充填されました。また、ノックニーアン蒸溜所はサステナビリティにも力を入れており、アナベル・トーマス氏は地球にだけではなく、人々そして社会にも優しいビジネスを目指しています。廃棄物量、カーボンフットプリント、ウォーターフットプリント等々、製造・廃棄に係る全ての数字を可視化し経営に役立てる戦略です。実際に蒸溜所の炭素排出と廃棄は実質ゼロであり、ウォーターフットプリントの排出も極めて低く、サステナビリティ戦略でも結果を出しています。