トーラン蒸溜所

アイスランドのトーラン蒸溜所は、アイスランドのグラフィックデザイナー、ビルギル・マー・シグルズソンによって2013年に設立されました。同蒸留所のオーナーでありマスターディスティラーでもあるシグルズソンは、ウイスキーづくりへの情熱を追求することを決意し、会社を立ち上げました。同蒸留所では、アイスランドの原料を使ってジンやウイスキーなどのアルコール飲料を製造しています。同社の最初の製品は、ジュニパー、コリアンダー、グレープフルーツといった古典的なボタニカルに加え、赤海藻や野生のアンゼリカといった地元の原料を取り入れたロンドン・ドライ・ジンでした。その他にも、自然濾過された氷河水、有機大麦を原料とし、地熱エネルギーを利用して蒸留したアイスランド産シングルモルトウイスキーの開発を行っています。また、アイスランドのリモンチェッロやブレニビンも製造しています。トーラン蒸溜所は、2019年に、サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション、ジン・マスターズ、SIPアワードで銀賞を受賞するなど、いくつかの賞を受賞しています。