バオイリーチ ディスティラリー蒸留所
- アイルランド
2022.08.20
エリア | アイランズ |
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設立年 | 1798年 |
所有者 | ディステル・グループ社 |
蒸留器 | 初留x2基、再留x2基 |
仕込み水 | ミシュ二シュ湖 |
年間生産量 | 100万リットル |
ブレンド銘柄 | バークレイ、ブラックボトル |
輸入元 | コルドンヴェール |
蒸溜所ツアー | あり |
公式サイト | https://tobermorydistillery.com/ |
トバモリー蒸溜所はジュラ島とスカイ島のほぼ中間にあるマル島のトバモリー村の港に面して建っている島唯一の蒸溜所です。ウイスキー蒸溜所として1798年に建てられましたが創業は1823年であり、1837年に操業を停止、その後蒸溜所は売られ、その後操業と停止を繰り返していました。1980年代には休暇用の宿泊施設やチーズの貯蔵庫として使われていましたが、1993年にBurn Stewart Distillers社に買収されてから本格的な活動を開始し復活の道を歩み始め、この25年間でブランドを成長させてきました。生産能力は100万リットルと少ないですが、これは、1年のうち6ヶ月間のみ稼働したからです。2017年には2年間の閉鎖期間がありましたが、 Burn Stewart Distillersの親会社であるディステル社により、蒸溜所の大改修工事が行われていました。実は、1972年に「レダイグ(Ledaig) 」という名前で再開しましたが、わずか3年で閉鎖した過去もあり、同社からは、トバモリーとレダイグの両ブランド名で、販売されています。ノンピートが「トバモリー」、ヘビリーピートが「レダイグ」のことで、比率は45対55で、スモーキーなレダイグの方が多いです。同じ施設でノンピートとヘビリーピートのものがどう違うのか、それを知るための最適な蒸留所となっています。