グレンカダム蒸溜所
- ハイランド
- アンガスタンディ
2021.12.10
エリア | ケンタッキー州 |
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設立年 | 1812年 |
所有者 | ブラウン・フォーマン社 |
仕込み水 | ケンタッキー州のライムストーンウォーター |
蒸溜所ツアー | あり |
公式サイト | https://www.woodfordreserve.com/ |
ケンタッキー州で最も古くて小さなウッドフォード・リザーブ蒸留所は、アメリカ合衆国国定歴史建造物であり、創業者エライジャ・ペッパーが1812年にウイスキー造りを初めた土地に佇んでいます。世界で唯一のヒート・サイクル式樽貯蔵庫を所有し、他のバーボンにはないウッドフォードリザーブの特徴として、銅製のポットスチル型蒸留器で3回蒸留して作られます。72%のトウモロコシ、18%のライ麦、10%の大麦麦芽が配合されたレシピはトウモロコシの甘さとライ麦のスパイス、モルトのナッツの香りのバランスを保ち、世界で最も味わい深いバーボンのベースとなります。また、蒸留所で直接採れる水は石灰岩の堆積物で自然に濾過されており、鉄分を含まずミネラルが豊富なので必要不可欠な素材です。味に深みと複雑なフレーバーを出すために業界の中でも最長レベルで発酵をし、ポットスチル型蒸留器と連続式蒸留機で蒸留したものを混合した類なるウイスキーのコンビネーションは、同蒸留所で製造しているホワイトオークの新樽で熟成されます。現在のディスティラーであるクリス・モリスとエリザベス・マッコールは「世界最高級のバーボンを生む鍵は時と忍耐だけではなく、サイエンスとアートである」といった信念を共有し、五感に訴えるようなウイスキー造りに挑んでいます。