ラフロイグ 10年とは? スモーキーな味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
バンクホールは、イギリスのウィロウ蒸留所で製造されるイギリスのウイスキーです。
イギリスの湖水地方で2023年から販売を開始したシングルモルトウイスキーを中心にリリースしているブランドになります。
フルーティーで飲みやすく、シングルモルトとしては低価格で販売されており、コスパの良さが注目されている銘柄です。
この記事では、バンクホールの種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。
この記事のポイント
バンクホールは、イギリスの湖水地方にあるウィロウ蒸留所で製造されるイギリスのウイスキーです。
スコットランドがスコッチウイスキー、アイルランドアイリッシュウイスキーと呼ばれていることから、バンクホールはブリティッシュシングルモルトを名乗っています。
一般的にはイングランドで製造されたウイスキーはイングリッシュウイスキーと呼ばれることが多いですが、スコッチ・アイリッシュと比較すると一般的な呼び名でないことから自由な名称で呼ばれることも多いようです。
バンクホールというブランド名は、1790年に設立されたイギリスのリバプールにある最初の蒸留所をリスペクトしています。
世界中の伝統的なウイスキーであるスコッチ、アメリカン、アイリッシュの3種類のウイスキーからヒントを得て、ユニークなアプローチでウイスキーを製造していることが特徴です。
様々なウイスキーの製法の良い部分を取り入れて、イギリスの地においてウイスキーの製造方法を再構築することで、最高のウイスキー造りを目指します。
ブリティッシュ シングルモルトを名乗る通り、シングルモルトウイスキーを中心にリリースされており、スコッチではないもののスコッチのシングルモルトと比較すると低価格で購入できることが魅力です。
そのため、シングルモルトの中でもコスパの良い銘柄として日本でも広く注目されるようになりました。
バンクホールの種類と味わいを見ていきましょう。
画像引用:https://www.halewoodsales.com/product/british-single-malt/
バンクホール シングルモルトは、ファーストフィルのアメリカンオーク樽とバーボン樽の原酒をヴァッティングさせたシングルモルトです。
洋ナシ・柑橘系の果実を中心としたフルーティーな香りが特徴であり、トフィーやチョコレートのような甘さも感じられます。
口に含むとフルーティーな甘さだけでなく、シナモンの強いスパイシーと上品な味わいからシングルモルトらしい飲みごたえが魅力です。
ほのかにスパイス感が残る余韻が特徴の甘いフィニッシュとなっています。
バンクホールを初めて飲むなら日本で最も一般的に販売されている赤ラベルのシングルモルトがおすすめです。
画像引用:https://www.halewoodsales.com/product/british-malts/
バンクホール ブリティッシュモルトは、スコットランドのウェールズにあるバンクホール、アバーフォールズ、ボニントンの3種類のシングルモルトをブレンドしたウイスキーです。
バニラの濃厚な風味が特徴的であり、ベリー系の果実のフレーバーとクリーミーな味わいが魅力となっています。
日本においては見かけることが少ない青いラベルが目印の珍しいバンクホールです。
画像引用:https://www.halewoodsales.com/product/distillers-cut-single-malt/
バンクホール ディスティラーズカットシングルモルトは、46%のアルコール度数、ノンチルフィルタードでボトル詰めされたシングルモルトウイスキーです。
ミックスフルーツを思わせるような多種多様な果実の風味、砂糖とハチミツのような甘さとオークのスパイス感があります。
青ラベルと同様に紫ラベルも日本では珍しいボトルです。
バンクホールのおすすめの飲み方を解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
バンクホールは、低価格でありながらストレートでも飲みやすいシングルモルトですが、価格以上のパフォーマンスが期待できるのがロックです。
ストレートよりも飲みやすくフルーティーかつスパイシーな味わいが堪能できることから、総合的に優れています。
安いウイスキーでありながらロックで味わって飲めるような銘柄を求めている方にバンクホールはおすすめです。
ロックで飲んでも美味しい安いウイスキーはこちらの記事で紹介しています。
ロックで飲んでも美味しい安いウイスキーのおすすめ銘柄20選!
バンクホールはハイボールもおすすめのウイスキーであり、エステリー系の甘く華やかな風味が好きな方におすすめです。
フルーティーな風味に加えて、石鹸・香水を思わせる独特なアロマであるパフューム香があらわれることから、必ずしも万人受けする味わいではないかもしれません。
しかし、低価格で購入しやすいシングルモルトであることから、好みが合えばハイボールにおいてもコストパフォーマンスは高いです。
コスパの良いハイボールの飲み方とおすすめ銘柄はこちらの記事で紹介しています。
ハイボールにおすすめの安いウイスキー16選! コスパのいい飲み方も解説
バンクホールは、ブリティッシュ シングルモルトを名乗るウイスキーであり、低価格で購入しやすい新しいシングルモルトとして注目されています。
スコッチのシングルモルトは一部の銘柄を除いて値上がりが続いていることから飲みにくくなっていることから、シングルモルト好きの方は一度飲んでみたい銘柄です。
3種類のバンクホールがありますが、入手しやすいのはスタンダードボトルである赤ラベルとなっています。