初心者におすすめのカルヴァドスは? 人気の種類と美味しい飲み方を紹介
- ウイスキー基礎知識
ブランデーのソーダ割り(ハイボール)はフレンチハイボールと呼ばれ、ブランデーを炭酸水で割ったカクテルのことを指します。
ハイボールといえばウイスキーを連想する方も多いかもしれませんが、ブランデーもソーダ割りが美味しいお酒であるため、ブランデーを飲む際はフレンチハイボールを試してみることをおすすめします。
果実を原料とするブランデーならではの芳醇な香りと炭酸水の刺激的で爽快感のある組み合わせは、ストレートとは異なる味わいが楽しめるため魅力的です。
この記事では、ブランデーのソーダ割りであるフレンチハイボールについて、おすすめ銘柄と作り方について解説していきます。
この記事のポイント
ブランデーはブドウなどの果実を蒸留して製造するお酒であり、アルコール度数の高い蒸留酒に分類されます。
穀物を原料とする蒸留酒であるウイスキーとは共通点も多く、ウイスキーの日本で最も人気の飲み方がハイボールです。
ハイボールについてハイボールはウイスキーを使用するカクテルのことであると認識している人もいるかもしれません。
その認識は間違いではなく、原義としてはウイスキー・ソーダに対する名称ではありますが、実はウイスキーを割るソーダに関してはコーラ・ジンジャーエールなどのジュース類の炭酸飲料なども認められており広義的です。
そのため、ウイスキーではなくブランデーを炭酸水で割るアレンジを考える人も多く、ブランデーのソーダ割りに対してブランデーのハイボールと呼んでも伝わりやすいといえます。
ブランデーのハイボールに対して広まった名称がフレンチハイボールであり、ブランデーの中でも主にコニャックを使用したソーダ割りに対して使用される名称となっています。
ハイボールの定義自体が広義的でありアレンジもしやすく、多くのお酒好きの日本人にとって馴染み深いことから、お酒のソーダ割りに広がりやすい名称といえるでしょう。
ブランデーのソーダ割りは以下の材料と手順で作ります。
材料 | 内容 |
ブランデー | 30ml |
炭酸水 | 100ml |
レモン(お好み) | 1カット |
作り方
ブランデーと炭酸水の割合は1:3を目安とすることを推奨しますが、濃い目が好きな場合はブランデーの量を増やすと良いでしょう。
マドラーでかき混ぜる際は軽く1度混ぜるだけで問題はなく、混ぜすぎると炭酸が飛んでしまうため、炭酸の爽快感を味わうなら意識しましょう。
より風味が爽やかになるためレモンを入れてアレンジするのもおすすめであり、ブランデーのハイボールに限らずシンプルであるが故にアレンジしやすいカクテルです。
また、炭酸水ではなくジンジャーエール、コーラなどで割るのも良いでしょう。
フレンチハイボールに使用されるブランデーはコニャックとされていますが、必ずしもコニャックにこだわる必要はありません。
ウイスキーと同様に低価格で販売されていてソーダ割りを試しやすい銘柄から挑戦するのもおすすめです。
また、コニャック以外のブランデーであるりんごを原料としたカルヴァドスもフレンチハイボールに向いています。
ブランデーのソーダ割りにおすすめの銘柄を紹介していきます。
ブランデーの初心者向け銘柄全般を詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
ブランデーの初心者向けおすすめ銘柄10選! ウイスキーとの違いも解説
画像引用:https://products.suntory.co.jp/d/4901777046252/
サントリーブランデーV.Oは、1,000円以下の低価格で購入できるブランデーであるため、フレンチハイボールに適した銘柄といえます。
炭酸水で割ってもマスカットのようなフルーティーな香りが感じられ、甘みが残る味わいが魅力的です。
ハイボール好きの方は、ウイスキーだけではなくブランデーのハイボールも気軽に試してみることをおすすめします。
画像引用:Amazon.co.jp
ヘネシー V.Sは、コニャックを代表するボトルであり、コニャック初心者向けの銘柄でありストレートはもちろん、ハイボールでも楽しめます。
炭酸で割っても風味が力強く、酸味のある香りと甘い味わいが楽しめるだけでなく、コニャックと炭酸水割りの相性が良いといわれている理由がわかりやすいです。
フレンチハイボールに推奨されているコニャックで炭酸水割りを作りたい方はこちらの銘柄を購入してみましょう。
画像引用:https://products.suntory.co.jp/d/3152900000134/
ブラー グランソラージュは、カルヴァドスの中でも代表的なブランデーであり、ブドウよりもりんご風味のハイボールを飲みたい方におすすめです。
甘さ控えめなアップルソーダの印象であり、りんごのフルーティーさも炭酸の爽快感と相性が良いです。
ブランデーはコニャックに限らず、日本では様々な種類の銘柄がフレンチハイボールで飲まれています。
ブランデーはウイスキーと同様にソーダ割りで美味しく飲めるため、ブランデーに興味を持った方はストレートだけではなくハイボールでも飲んでみましょう。
ハイボールに適した銘柄は熟成年数の若い原酒を使用しているボトルであり、高級ブランデーは必ずしもハイボールに適さないことはウイスキーを飲んでいるなら感覚として伝わりやすいはずです。
作り方・おすすめ銘柄を理解した上で、ブランデーのソーダ割りであるフレンチハイボールを楽しんでみてください。