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グレンアラヒー 12年とは? 味わいやおすすめの飲み方を紹介

2024.08.29 / 最終更新日:2024.08.29

グレンアラヒー 12年は、スペイサイドのシングルモルトウイスキーの銘柄の一つであり、グレンアラヒーのスタンダードボトルです。

安定性ではなく完全性を追求する姿勢で生み出されたシングルモルトであり、その姿勢から多くのウイスキー愛好家から高い信頼性と評価を得た銘柄となっています。

スペイサイドモルトはフルーティーで飲みやすい味わいのウイスキーが多いですが、こちらのボトルはボディがしっかりしており、飲みごたえのある味わいとなっています。

この記事では、グレンアラヒー 12年について、味わいやおすすめの飲み方を紹介します。

この記事のポイント

  • グレンアラヒー 12年の味わいを紹介
  • グレンアラヒー 12年のおすすめの飲み方を解説

グレンアラヒー 12年とは

画像引用:https://whisk-e.co.jp/products/glenallachie12yo/

概要 内容
容量 700ml
アルコール度数 46%
参考価格 8,500円

グレンアラヒー 12年は、スコットランドのスペイサイドにあるグレンアラヒー蒸溜所で製造されるスコッチのシングルモルトであり、スタンダードボトルに位置する銘柄です。

ビリー・ウォーカー氏は、ベンリアック蒸溜所を手掛けた伝説のウイスキープロデューサーであり、2017年にグレンアラヒー蒸溜所を取得しています。

それまでブレンデッドウイスキー用の原酒の提供をメインに続けてきたグレンアラヒーですが、蒸溜所の取得を機会にシングルモルトとしてのブランディング化が始まり、フラッグシップと言える12年を中心に現在の評価に至っています。

もちろん、ビリー・ウォーカー氏に選ばれるポテンシャルがグレンアラヒーにあったからこそ日の目を見ることができたといえるでしょう。

スペイサイドモルトの特徴であるフルーティーな味わいだけでなく、ウイスキーらしい奥行きのある風味と複層的な風味のバランスの良さが魅力の実力派のシングルモルトウイスキーです。

グレンアラヒー 12年の味わい

グレンアラヒー 12年は、12年以上熟成されたシェリー樽の原酒を中心にヴァッティングしており、完成度の高い味わいが楽しめます。

ヘザーハニーを思わせる華やかな香りと、ダークチョコレートの香味、奥行きのあるアロマが感じられます。

レーズンやイチジクを思わせる濃厚な果実の甘みがあり、バタースコッチ、シナモン、ナツメグなど複層的なフレーバーが特徴的です。

フィニッシュは長く続き、飲みごたえのあるボトルとなっています。

フルボディのフレーバーが魅力となっており、濃厚で甘い味わいのウイスキーを求めている方におすすめです。

グレンアラヒー 12年のおすすめの飲み方

グレンアラヒー 12年のおすすめの飲み方を解説します。

  • ストレート
  • 水割り
  • ハイボール

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ストレート

グレンアラヒー 12年は、シェリー樽由来の濃厚な甘さが魅力的であるため、余すことなく味わえるストレートがおすすめです。

骨格がしっかりしており、奥行きも感じられる香りや風味をダイレクトに楽しめます。

ウイスキー愛好家や、ある程度ウイスキーを飲み慣れている場合はストレートをメインに飲みたいところです。

ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事をチェックしてください。

ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選

水割り

水割りはグレンアラヒー 12年の風味のバランスの良さ、飲みやすさを両立していることから万人受けしやすい飲み方となっています。

なめらかで飲みやすい口当たりが魅力的であり、特徴的なフレーバーも楽しむことが可能です。

ストレートでは飲みにくいと感じる場合は、加水して飲んでみましょう。

水割りの作り方についてはこちらの記事で紹介しています。

ウイスキーの水割りでおすすめの銘柄をご紹介!作り方やポイントなど

ハイボール

グレンアラヒー 12年のハイボールは、甘く爽やかな印象で非常に飲みやすくなっています。

ハイボールにすると甘さが抑えられた印象になりますが、飲みごたえと上品さは健在であるため、ストレートとは違った魅力が味わえます。

ストレート以外の飲み方で異なる飲み口を味わいたい場合は、こちらの飲み方を試してみましょう。

ハイボールにおすすめのスコッチウイスキーについてはこちらの記事で紹介しています。

ハイボールにおすすめのスコッチウイスキーの選び方と注意点を解説

グレンアラヒー 12年のよくある質問

グレンアラヒー 12年に使用されているウイスキー樽は?

グレンアラヒー 12年は、ペドロヒメネスシェリー樽、オロロソシェリー樽のシェリー樽原酒に、ヴァージンオーク樽、赤ワイン樽の原酒をヴァッティングさせています。

シェリー樽の原酒を多く使用していますが、すべての原酒がシェリー樽で熟成されているわけではありません。

しかし、複数のウイスキー樽をヴァッティングさせることで、シングルモルトでありながらブレンデッドを思わせるほどの深みを生んでいます。

ウイスキー樽の種類についてはこちらの記事で紹介しています。

ウイスキー樽の種類で味わいは変わる!それぞれの特徴をご紹介

グレンアラヒー 12年の評価は?

グレンアラヒー 12年は、シェリー樽由来の濃厚な味わいが多くのウイスキー愛好家から人気を集めています。

SWSC(San Francisco World Spirits Competition)、ISC(International Spirits Challenge)などの権威あるウイスキー品評会でも受賞をくり返しており、客観的な評価も高いウイスキーです。

ウイスキー初心者であっても違いがわかるほど、幅広い層から評価されている完成度の高い銘柄となっています。

まとめ

グレンアラヒー 12年は、グレンアラヒーのフラッグシップボトルであり、飲みごたえのあるウイスキーを求めている方におすすめです。

基本はストレートで飲みたいところですが、飲み方を選ばない点も魅力であり、自分にとって飲みやすい方法で飲むことができます。

スペイサイドモルトなど甘いウイスキーが好きで、より濃厚な甘みのウイスキーを探しているなら、グレンアラヒー 12年から購入してみましょう。

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