ザ・マッカラン ダブルカスクシリーズの種類と味わい、おすすめの飲み方
- ウイスキー銘柄
ロバートバーンズは、アイランズ地域のアラン島で製造されるスコッチウイスキーです。
スコットランドの国民的詩人であり、日本の卒業ソングの定番曲である『蛍の光』を作詞したことも知られています。
まろやかさや、スムースな口あたりなど飲みやすさを重視しており、アラン蒸溜所のこだわりが伝わる銘柄です。
この記事では、ロバートバーンズの種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。
この記事のポイント
ロバートバーンズは、スコットランドのアラン島にあるアラン蒸溜所が製造・販売するスコッチウイスキーです。
そのため、アランの原酒が使用されており、味わいの方向性も近いためシングルモルトのアランが好きな方におすすめできる銘柄です。
アラン蒸溜所は、「ロバートバーンズ・ワールド・フェデレーション」のパトロンであるため、ロバートバーンズの肖像を銘柄に使用することが許可されています。
ロバートバーンズの概要と製造方法を紹介します。
シングルモルトのアランを詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
ウイスキーアランモルトの魅力とは?種類やおすすめの飲み方を紹介
ロバートバーンズは、スコットランドの国民的詩人であり、スコットランド語を使った詩作を続けてきました。
ウイスキー愛好家としても有名であり、ウイスキーにまつわる詩も残しています。
そのため、ウイスキーの本場のスコットランドでウイスキーを愛した代表的な偉人であるため、彼の名を銘柄に使用したいと考えるウイスキーの販売業者も多かったことでしょう。
しかし、「ロバートバーンズ・ワールド・フェデレーション」のパトロンであるアラン蒸溜所以外に彼の肖像やサインを銘柄に使用することはできません。
ボトラーズのダグラスレイン社では、ロバートバーンズの『二十日鼠へ』をモデルにしたティモラス ビースティを販売しており、スコッチウイスキーにおけるロバートバーンズの影響がわかります。
スコットランドの代表的な詩人をブランド名にしたアラン蒸溜所のみが販売できるウイスキーがロバートバーンズです。
ティモラス ビースティを詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
ロバートバーンズは、アラン蒸溜所で製造されるモルト原酒をキーモルトにしています。
ラインナップはブレンデッドとシングルモルトがあるため、ブレンデッドではアラン以外の原酒もブレンドしており、シングルモルトはノンエイジでさまざまな年代のアランのモルト原酒のみをブレンドした銘柄となっています。
アランの原酒は原材料である大麦の質にこだわり、香りや風味が残りやすい単式蒸留器を採用したこだわりの製法で造られていることが特徴です。
アラン蒸溜所の詳細はこちらのページで紹介しています。
ロバートバーンズの種類と味わいを紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
画像引用:https://whisk-e.co.jp/products/robertburns_blend/
ロバートバーンズ ブレンデッドは、アランをキーモルトにしたブレンデッドウイスキーです。
ラズベリーとアーモンドのフルーティーでナッティな香りのなかに、かすかなピートスモークを感じることができます。
原料由来の大麦の風味とバニラやミルクチョコレートのような風味が同居し、スパイシーなフィニッシュが味わえます。
アランと味わいの方向性が近いにもかかわらず、ブレンデッドウイスキーであることから、低価格で購入しやすくコストパフォーマンスが高い銘柄です。
画像引用:https://whisk-e.co.jp/products/robertburns_singlemalt/
ロバートバーンズ シングルモルトは、アラン蒸溜所のモルト原酒をさまざまな年代でブレンドしたノンエイジの銘柄です。
ハチミツの甘い香りとナッツと果実のフレーバーも感じることができます。
感じられるフレーバーはブレンデッドと比較して大きく変わりませんが、さまざまな年代の原酒をブレンドしたことによるまろやかな味わいが特徴であり、スムースな口あたりから非常に飲みやすいです。
アランが好きな方だけでなく、シングルモルトのスコッチウイスキーに初めて挑戦する方にもおすすめできる銘柄です。
ロバートバーンズのおすすめの飲み方を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ロバートバーンズのブレンデッドは、スモーク感があることからハイボールと相性が良いです。
ウイスキー初心者の方や、ブレンデッドを普段飲みにする場合は、ハイボールでゴクゴク飲むのもおすすめです。
シングルモルトもハイボールにするとフルーティーかつナッティな風味が際立つので、試してみるのもいいかもしれません。
シングルモルトをハイボールにするともったいないといわれる理由はこちらの記事で紹介しています。
シングルモルトをハイボールで飲むのはもったいない? その理由とは
シングルモルトを中心にロバートバーンズの飲み口や香りや味わいを堪能したい方はストレートで楽しむのが良いでしょう。
ロバートバーンズはなめらかでスムースな味わいが特徴的であるため、ストレートも飲みやすい銘柄です。
ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。
ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選
ロバートバーンズは、スコットランドの代表的な詩人をボトルやラベルのデザインに採用した銘柄です。
アラン蒸溜所のシングルモルトであるアランの原酒が使用されていることから、アランが好きな方にもおすすめできます。
ブレンデッドまたはシングルモルトがラインナップになりますが、ご自身の好みや値段で選ぶのが良いでしょう。