ラフロイグ 10年とは? スモーキーな味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
タリスマンは、ハイランド地方のトマーティン蒸溜所で製造され、日本の宝酒造から国内販売されているスコッチウイスキーです。
トマーティンの原酒を中心に5年以上熟成させた複数のモルトウイスキーとグレーンウイスキーを使用しており、さらに6ヵ月間樽に戻して追熟させるマリッジをおこなうことが特徴です。
ウイスキーの原料であるモルトの旨味とオークの香りが強く感じられ、安価でありながら完成度が高く、コストパフォーマンスの高い銘柄となっています。
この記事では、タリスマンの種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。
この記事のポイント
タリスマンは、スコットランドのトマーティン蒸溜所で製造され、所有者である宝酒造が国内販売するブレンデッドウイスキーです。
トマーティンを中心に複数のモルト原酒とグレーン原酒をブレンドし、マリッジと呼ばれる風味を安定させるための熟成期間を設けていることが特徴になります。
1,000円台で購入しやすい安いウイスキーではありますが、ストレートで飲んでも味わいやすい魅力的なスコッチといえます。
タリスマンの概要・製造方法を見ていきましょう。
タリスマンは、スコットランドのトマーティン蒸溜所を所有する宝酒造が販売するスコッチのブレンデッドウイスキーです。
タリスマンとは、お守りや魔除けを意味しており、宗教的であったり魔術的な力によって、災いから遠ざけると信じられている物体のことを指します。
ラベルに描かれている人物は、11世紀の宗教戦争でトルコ軍と戦った十字軍の騎士をイメージしています。
トマーティン蒸溜所ではタリスマン以外にも、日本国内で複数のブレンデッドウイスキーをリリースしており、様々なブレンデッドのキーモルトになっています。
タリスマンにも使用されているトマーティンのシングルモルトを詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
タリスマンは、トマーティンの原酒を中心に5年以上熟成されたモルト原酒とグレーン原酒をブレンドに使用しています。
さらに、原酒の風味を安定させるためにブレンドしたウイスキーを樽に戻して6ヵ月追熟させるマリッジをおこなっています。
一定の熟成年数を持つ原酒をマリッジして風味を安定させることで、落ち着いた味わいに仕上がっていることが特徴です。
トマーティン蒸溜所の詳細はこちらのページにまとめています。
トマーティン蒸留所 - Tomatin DISTILLERY
タリスマンは1種類しかないため、味わいについて詳しく紹介します。
画像引用:https://www.takarashuzo.co.jp/tkr-shohin/cmn_p_detail.php?p_prodid=3329
タリスマンは、トマーティン蒸溜所で製造され、日本国内で宝酒造が販売する1,000円台から購入しやすい低価格のスコッチのブレンデッドウイスキーです。
大麦の香りがしっかりと感じられることが特徴であり、シリアルのような香味、わずかながらりんごのようなフルーティーさもあります。
味わいも大麦の旨味が中心であり、オークの香ばしさも感じられ、後味にかけては苦みが出てくることが特徴です。
アルコール感が少ないことから、ストレートでも飲みやすいため、低価格のウイスキーの中では飲み方の自由度が高いことが特徴になります。
タリスマンのおすすめの飲み方を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
タリスマンは、アルコールの刺激がそこまで強くないことから、モルトの風味をしっかりと味わえます。
加水をしない飲み方であれば、特にモルトの味わいを強く感じられることでしょう。
ストレートで美味しいウイスキーの条件はこちらの記事で紹介しています。
ストレートで美味しいウイスキーの条件とは?おすすめの銘柄4選
タリスマンは加水することで甘みが出やすく、爽快感のあるハイボールとも相性が良いです。
多少あったアルコール感もなくなり、飲みやすくなることから、食中酒にも向いています。
コスパの良いハイボールの飲み方とおすすめ銘柄はこちらの記事で紹介しています。
ハイボールにおすすめの安いウイスキーは? コスパのいい飲み方も解説
タリスマンは、トマーティン蒸溜所で製造されているブレンデッドウイスキーであり、低価格で購入可能であり、麦の味わいが強いことが特徴です。
低価格でありながらストレートでも味わいやすいため、ハイボール以外の飲み方で安いウイスキーを飲みたい方におすすめです。
ラインナップは1種であるため、迷うことはないかもしれませんが、十字軍の騎士を描いた白と紫のラベルデザインが目印になります。