【イベント開催報告】第2回 英国クーパレッジ特別セミナー&熟成用空き樽即売会
- 造り手
- イベント(国内)
- 樽・蒸溜機・倉庫
2023年アメリカで最も販売されたシングルモルトアイリッシュウイスキー(出典 : IWSR 2023)『ザ・セクストン』がついに日本に上陸しました!!
2024年11月12日(火)にRobin Club 表参道にてアサヒビール株式会社より『ザ・セクストン』の発表会が行われました。その中ではストレートはもちろん、バーテンダーによるオリジナルカクテルも2種類提供されました。
この記事では『ザ・セクストン』の魅力を余すことなくご紹介します!
ボトルデザインへのこだわり、『セクストン』とは何を意味するのか、ウイスキーの味以外の魅力にも目を向けてみませんか?
イベント名 | アイリッシュウイスキー新ブランド発表会 |
主催者 | アサヒビール株式会社 |
日時 | 2024年11月12日(火) 13時00分~14時15分 |
会場 | Robin Club 表参道 |
登壇者 | 松橋裕介様 岡田輝也様 ロリー・ブルエット様 |
アサヒビール株式会社は日本の大手ビールメーカーであり、ビール市場を中心に展開しており、
『もっともっと、面白くなる。アサヒビール』
を2024年の事業方針としており、『「お客さまのワクワク」を生む独自価値の追求』を目指しています。また、アサヒビールビジョンとして『すべてのお客さまに、最高の明日を。』を掲げています。
『セクストン』とは墓守を意味します。アイルランドで墓守は、お墓の手入れだけでなく亡くなった人の魂を大切に守り、生まれ変わってくるまで面倒を見るという、大切な役割を担っています。
また、アイルランドのお葬式は伝統的に規模が大きく、地域の人も含め何百人もの方が参列しますが、それは亡くなった方の命を尊敬して、悲しみ合うのではなく笑顔で送り出そうという文化が根付いているからです。お葬式は故人との最後の別れであると同時に、家族や地域の人が集い、仲を深める機会にもなっています。
お葬式の後はそのままパブやレストランに行って交流の時間を過語すことが多く、そこでよく飲まれるのがウイスキーであり、ウイスキーはアイルランドの伝統的な飲み物として親しまれています。
『ザ・セクストン』の名はこうした文化に由来して名付けられました。
『ザ・セクストン』はアイルランド産麦芽を100%使用したシングルモルトウイスキーで、ブッシュミルズ蒸溜所にて3回蒸留の後、オロロソシェリー樽で4年熟成された原酒から構成されています。熟成期間は4年と短いですが、濃厚な風味が特徴のウイスキーです。加えて、『Stranger & Stranger』(※)がデザインを担当したスタイリッシュなボトルのパッケージにも注目です。ボトルの中央部にはシルクハットをかぶったセクストン(墓守)のガイコツが描かれています。
商品名 | ザ・セクストン シングルモルト |
品目 | ウイスキー |
原材料 | モルト |
容量 | 700ml |
アルコール分 | 40% |
発売日 | 2024年11月12日 |
希望小売価格 | 4,565円(税込) |
公式URL | https://www.thesexton.com/ |
香り | ナッツとダークチョコレート、マジパン、スパイス、フルーツの香り |
味わい | 口に広がる滑らかなモルトとオイルが特徴 |
余韻 | 穏やかで優しい木の余韻、緩やかな甘みが残る |
ここからは、会場、試飲会の様子をお届けします!
Robin Club 表参道に入るとそこは薄暗く、テーブルにはガイコツや草花などの装飾品置かれ、ミステリアスな世界観を醸し出していました。ロウソクは本物の火を使用しており、時間が経つとともに溶けたロウの香りが感じられたことで、より会場のミステリアス感を肌で感じることができました。また、スタッフの方々の服装もシルクハットに外套を着用されていて『ザ・セクストン』に描かれている墓守を連想させます。
まさに『ザ・セクストン』の世界観を象徴するような空間でした!
アイリッシュウイスキー市場の規模は年々拡大しており、特に日本国内においては5年間で3倍以上に成長しています。また、『ザ・セクストン』は2017年にアメリカで発売されて以降力強い成長を遂げ、2023年にはアメリカで最も売れたシングルモルトアイリッシュウイスキーになりました。
アサヒビール株式会社はワクワクを生む独自価値、新価値の追求をし、価格に左右されずに世界中から愛されるユニークなブランドを提供することを今年度の事業方針として掲げています。
そんな中発売されたのが『ザ・セクストン』です。ウイスキーの魅力といえば味はもちろんですが、『ザ・セクストン』はそのミステリアスで革新的な世界観に注目です。発表会の雰囲気や『ザ・セクストン』のボトルデザインからも分かるように、ミステリアスな世界観が魅力の一つです。また、『ザ・セクストン』が持つ革新的な世界観は、冒険心を持つ世界中の人々にこそ飲んでほしいウイスキーとのことです。
今年度のアサヒビール株式会社の事業方針である『もっともっと面白くなる。アサヒビール』を象徴するようなウイスキーです!
今回は3種類の飲み方で『ザ・セクストン』を試飲しました。
ナッツ、スパイスのニュアンスが強く、アルコール辛さもあまり感じず、濃い色に反してとてもライトで飲みやすい印象でした。フィンガフードとして提供されたドライイチジクとの相性もとても良かったので、ぜひ皆様も試してみてはいかがでしょうか?
Bar Adenium 峰岸翔弥氏考案。
セクストンにラズベリー、ほうじ茶などが加えられたハイボールです。とてもフルーティーで、ほうじ茶とウイスキーの相性も抜群な一杯でした。
Bar RENRi宮之上哲太氏考案。
『ザ・セクストン』、ペドロヒメネス、アールグレイ、オレンジとチェリーを合わせたビターズ、アニス、の6つの要素からなるカクテルです。
これらの6つの要素と『ザ・セクストン』という言葉を掛け合わせて、SIXTONE FASHIONED(シックストンファッションド)と名付けられました。ガイコツをモチーフにした氷や、複雑で何層にも折り重なる味は印象的でした。氷が溶けていくと共に味も変化していくので、ゆっくりと時間をかけて楽しみたい一杯です!
『ザ・セクストン』はクセがなく、どんな飲み方でも飲みやすいアイリッシュウイスキーなので、思いのままにアレンジして楽しめます。セクストン公式サイト(※)にも様々な飲み方が紹介されているので参考にしてみてください!
楽しく、おいしく、そして冒険心をもってあなただけの革新的な飲み方を探してみてはいかがでしょうか!
この記事を読んで興味を持ってくださった方は、ぜひ一度飲んでみてください!