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【独占インタビュー】 170年の歴史を誇る世界的ブランドEGAN’S 創業家6代目 ルパート・イーガン氏に迫る!<第2弾>

2023.06.11 / 最終更新日:2024.07.17
【独占インタビュー】 170年の歴史を誇る世界的ブランドEGAN’S 創業家6代目 ルパート・イーガン氏に迫る!<第2弾>

第1弾である前回に引き続き、第2弾である今回はルパートさんが思うマスターボンダーの魅力と日本のウイスキーについて追求していきます!日本のみならず世界でイーガンズ再燃を起こしたルパートさんがどのようにマスターボンダーをしているのか、これからのイーガンズの将来についてもお伺いさせていただきました。アイルランドと日本を駆け巡るルパートさんだからこその視点となっていますので、ぜひお読みください!

第1弾の記事はこちら:
【独占インタビュー】 170年の歴史を誇る世界的ブランドEGAN’S 創業家6代目 ルパート・イーガン氏に独占インタビュー! <第1弾>

 

EGAN’Sと創業家6代目ルパート・イーガン氏について

かつてのアイルランドのウイスキー製造・販売は分業制で、蒸溜所では蒸留のみを行い、ニューポットスピリッツ(蒸留を終えた直後の、熟成していない液体)をボンダーに卸し、その後、ボンダーが樽の選択・ブレンド・熟成・瓶詰までを行ってウイスキーとして製品化していたようです。
イーガンズは自社の蒸留所を保有せず、他の蒸留所、醸造所からウイスキー樽を取り寄せて自社の倉庫で熟成させ販売をしており、ボンダーと呼ばれます。ボンダーとは、アイリッシュウイスキー業界特有であり、蒸溜所から原酒を仕入れ、ブレンドし、適切な樽に詰め熟成させ、瓶詰まで行う一連の仕事を担う職業です。
創業家6代目であるルパート氏は現在マスターボンダーというイーガンズのボンダ―の最高責任者を務めています。

 

マスターボンダーの魅力とは

お仕事中のルパートさん

ルパートさんが感じるやりがい

Dear WHISKY:ルパートさんがマスターボンダーとしてやりがいに感じていることはありますか?

ルパートさん:
アイルランドという国は人口が500万人と、とても小さい国となっているので人との繋がりを大事にすることがやりがいと楽しさになっていますね。
新しいボトルのアイディアはプライベートクラブのメンバーに自由にブレンディングしてもらって面白いと感じたものをもっと発展させたり、小さい国の分、道端で10分話した人が友達の友達ということもあるのでたくさんの場所からアイディアを貰っています。

Dear WHISKY:皆さんの距離が近く、深いつながりができているのですね!

ルパートさん:
身近なことだと、友人がフレンチレストランを経営していてその彼に合ったウイスキーなどをみんなで共有し合うのも楽しさに繋がっています。その彼はとてもエネルギッシュで背が高く、大きな声で笑う方なのですが、ウイスキーもそれぞれの味がしっかりしているので、一口飲んだだけで「これは私の好きなウイスキーではない」と分かったりするのです。
このようなことを家族とも楽しんだりするのですが、特に子供は嗅覚が優れているので香りを嗅いでもらうと、大人よりも的確に「この人(家族など特定の人)が好きそうな香りがする」と判断したりするのです。

Dear WHISKY:
ルパートさんはマスターボンダーのお仕事をどのように表現しますか?

ルパートさん:
「今の仕事は 大人のチャーリーとチョコレート工場」みたいで、蒸溜所にいけばキャリアをスタートしたばかりの僕よりも若い方がいたり、科学者の方や、 ブレンダーがいたりと、本当に面白いです。そのような人達と一緒に造り上げることにすごくやりがいを感じますし、そのウイスキーをとても特別に感じます。イーガンズが代々行ってきたウイスキー造りの過程に現代的なエッセンスを加えた、今を生きる人に合うようなウイスキーは、一朝一夕にできるわけではありません。ただ、かつての家業に関われることは、私にとっては「家にいるような居心地の良さ」を感じますね。

多くの方と議論しウイスキーを造り上げているルパートさん

日本のウイスキーについて

Dear WHISKY:アイリッシュウイスキーを造っているルパートさんが思う日本のウイスキーについて教えてください。

ルパートさん:
初めて日本に訪れて、東京にきた時とても感動しました。皆さん暖かく迎えてくださり、とても居心地がよかったです。レンタサイクルをして東京のいろいろなところを巡ったのですが、それぞれの場所で飲んだウイスキーはとてもチャーミングで洗練されたものでした。
日本滞在中に訪れたある蒸溜所で飲んだウイスキーは、ほのかにピートが効いていて、スコッチウイスキーを連想させるものでした。ジャパニーズウイスキーは起源であるスコッチウイスキーの特徴を捉えつつ、日本のものへと適応し、進化させているという背景と歴史を感じました。

Dear WHISKY:日本から受けた影響やインスピレーションなどありますか?

ルパートさん:
私自身好きな日本の映画があり、「二郎は鮨の夢を見る」という映画なのですが、既に5回は観ました。あらすじとして、主人公のレストランのミシュラン星が途中で剥奪されてしまうのですが、彼はそのことを全く気にせずに自分自身が作りたいものを作り続け、お客さんに料理を提供し続けるという物語です。この映画で私はとても感激し、「自分たちの大切にしているウイスキーを造り続ける」という意欲をイーガンズに取り入れていきたいと強く思いました。
私にとって日本とは、何回でも帰ってきたい、居心地がいい、そう思える場所でした。

ルパートさんの描くイーガンズの未来とは

Dear WHISKY:ルパートさんがこの先やってみたいことや挑戦したいことなどありますか?

ルパートさん:
実は2023年イーガンズで新しい商品を出そうと考えているのですが、ジャパニーズウイスキーを参考にしたイーガンズのウイスキーを造りたいと考えています。また個人的には、フレンチレストランを経営している友人のためのウイスキーなども造ってみたいです。

Dear WHISKY:ルパートさんがウイスキービジネスで大切にしていることを教えてください。

ルパートさん:
私はこのウイスキービジネスに携わることができて本当に幸せです。朝起きてから夜寝るまでずっとこのことを考えています。イーガンズは情熱と歴史、そして正直さと誠実さを持って造られているのです。皆様がイーガンズを選んでくださる限り、私たちは情熱をウイスキーで表現し、今後もその姿勢を示し続けることが大切だと思います。

Dear WHISKY:
ありがとうございました!

創業家6代目であるルパート・イーガンさん(左から2番目)

最後に

2部にわたりイーガンズについてご紹介させて頂きました。
第1弾ではイーガンズこだわりの製造やおすすめのボトルから、イーガンズのウイスキーをより楽しむことができるようになったように感じます。
また第2弾ではマスターボンダーであるルパートさんから見るイーガンズの視点やこれからに向けてお伺いしました。
2023年に新しく発売を見込んでいるイーガンズに、そしてその先のイーガンズにも目が離せませんね!

熱い情熱を持ってウイスキービジネスに取り組むルパートさんがとても素敵で印象的な取材でした。
今回の取材にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

第1弾の記事はこちら:
【独占インタビュー】 170年の歴史を誇る世界的ブランドEGAN’S 創業家6代目 ルパート・イーガン氏に独占インタビュー! <第1弾>

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EgansWhisky_https://stilebrands.com/stilebrands/egans-whiskeys/

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