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- ウイスキー基礎知識
一般的に1万円前後で購入できるウイスキーは、高級といわれることが多く、質の良い銘柄が揃っているため、本当に美味しいウイスキーを味わいたい方におすすめの予算設定です。
プレゼントにも適しているため、ウイスキー好きの方にプレゼントを贈るなら、この価格帯からウイスキーを選ぶのがベストといえるでしょう。
ウイスキーにはさまざまな種類があり、地域ごとに大きく分けて分類するなら世界的に有名な5つのウイスキー産地である5大ウイスキーがあります。
5大ウイスキーの特徴はそれぞれ異なるため、地域ごとに1万円前後で購入できるウイスキーを把握しておくと、自分好みの銘柄が見つけやすいです。
この記事では、1万円前後で購入できるウイスキーを5大ウイスキーの種類別におすすめ銘柄を紹介します。
この記事のポイント
スコッチウイスキーは、ウイスキーの本場とも呼べるスコットランドで製造されるウイスキーです。
フルーティーで飲みやすい銘柄からクセの強い銘柄まで揃っているため、ウイスキーを飲みなれていない方で質の高いウイスキーを求めるならおすすめの地域になります。
1万円前後で購入できるスコッチウイスキーを3つ紹介します。
スコッチウイスキーの種類をより詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
スコッチウイスキーの種類とは?6つの地域別におすすめもご紹介
画像引用:https://www.suntory.co.jp/whisky/macallan/product/sherryoak/
ザ・マッカラン 12年 シェリーオークは、シングルモルトのロールスロイスとも呼ばれる高級銘柄であるマッカランのスタンダードボトルです。
シェリー樽熟成によるドライフルーツの甘みが特徴的であり、華やかで上品な香りと濃厚で複雑なフレーバーを持つ味わいは、多くのウイスキー愛好家を満足させてくれます。
初めて高級なウイスキーを飲もうと考えている方や、ウイスキー好きである以外に好みなどの情報がわからない方へのプレゼントなど、絶対に外したくない場面でも安心して選択できるほど無難なおすすめ銘柄です。
マッカラン12年の特徴とは?種類や味わい、おすすめの飲み方など
画像引用:https://www.theglenlivet.jp/our-whisky/cc-18.html
ザ・グレンリベット 18年は、スコッチウイスキーを代表するグレンリベットの高級銘柄あり、数々の賞を受賞した実績もあります。
フルーティーな味わいのアメリカンオーク樽の原酒とスパイスの効いた複雑な味わいのシェリー樽をヴァッティングさせることで、バランスの取れた質の高い味わいに仕上げています。
ザ・グレンリベット 12年を飲んだことがある方であれば、ワンランク上の高級な味わいを判断できるため、すでに12年物を飲んだことがある方に向いているといえるでしょう。
シングルモルトウイスキーのザ・グレンリベットとは?種類も紹介!
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/yunyuusyu/70097/
ラフロイグ PXカスクは、PX(ペドロヒメネス)カスクと呼ばれるシェリー樽で熟成をおこなった高級なラフロイグです。
独特のスモーク香など、個性の強いラフロイグですが、PXカスクによる甘くて複雑な風味が加わわり、深みのある味わいに仕上がっています。
スコッチウイスキーはスモーク香などクセのある銘柄も存在しますが、1万円という価格帯の銘柄になるとどのような味わいになるのか気になる方におすすめです。
アイラウイスキーのラフロイグとは? 種類や風味の特徴を解説!
バーボンウイスキーは、甘くて香ばしい風味を持つことが特徴であり、アメリカンウイスキーを代表するウイスキーの種類のひとつです。
ジムビームやワイルドターキーなど、日本でも広く一般的に低価格で販売されている銘柄も多いですが、プレミアムバーボンは1万円前後で購入できる高級な銘柄になります。
1万円前後で購入できるバーボンウイスキーを紹介します。
画像引用:https://www.takarashuzo.co.jp/tkr-shohin/cmn_p_detail.php?p_prodid=3325
ブラントンは、単一の樽のみを使用してボトル詰めするシングルバレルで製造されたプレミアムバーボンウイスキーです。
こだわりぬいた樽を使用し、イチジクのように完熟した果実の味わいとスパイス感のある風味が特徴的であり、上品な味わいが楽しめます。
ひとつの樽からはわずか250本しかウイスキーを製造できない希少性の高い銘柄であり、高級なバーボンウイスキーを求めている方におすすめの1本といえるでしょう。
画像引用:https://surdyks.com/makers-mark-cask-strength/
メーカーズマーク カスクストレングスは、メーカーズマークをアルコール度数50%以上でボトル詰めした銘柄です。
キャラメルとバニラのフレーバーが非常に濃厚になっており、スパイシーな風味とあわせて調和の取れた質の高いボトルです。
スタンダードなメーカーズマークはある程度低価格で購入できる銘柄となっているため、メーカーズマークを飲んで味わいの傾向が気に入った方はこちらのボトルも飲んでみましょう。
画像引用:https://www.asahibeer.co.jp/products/whisky_brandy/bourbon/woodford/
ウッドフォードリザーブ ダブルオークドは、ウッドフォードリザーブをホワイトオーク樽で追熟した銘柄です。
バーボンウイスキーの高級銘柄はより濃厚な味わいに仕上がっているものが多く、りんごやさくらんぼのフルーティーで甘い味わいにキャラメルやバニラのフレーバーがスタンダードなウッドフォードリザーブよりも濃厚に感じられるようになりました。
アイリッシュウイスキーの製法を取り入れたウッドフォードリザーブはバーボンウイスキーのなかでも優しい味わいが特徴であり、高級銘柄らしい贅沢な味わいが堪能できます。
アイリッシュウイスキーは、ウイスキーを飲んだことがない方でも飲みやすいことから、近年人気を伸ばしているアイルランドで製造されたウイスキーです。
アイリッシュウイスキーは、まだ日本では注目されていない銘柄も多いですが、高級な銘柄は確かな品質を持っています。
1万円前後で購入できるアイリッシュウイスキーを紹介します。
画像引用:Amazon.co.jp
ブッシュミルズ シングルモルト 16年は、アイリッシュウイスキーを代表する銘柄であるブッシュミルズの16年熟成物です。
芳香な香りとトロピカルフルーツのような果実の味わいがあり、穀物の風味や熟成樽によるバニラの風味など、1本のボトルで調和の取れた複雑な香味を堪能できる魅力があります。
アイリッシュウイスキーで代表的な高級銘柄を飲むなら、こちらのボトルがおすすめといえるでしょう。
画像引用:Amazon.co.jp
イエロースポット 12年は、ミッチェル&サン社のプライベートブランドであり、熟成年数別に樽にペンキを塗る習慣からグリーンスポットという名前でスタンダードボトルとして販売し、ワンランク上のボトルがイエロースポットになります。
白ブドウの甘い香りが特徴的であり、口に含むと甘みと酸味がはっきりと感じられる、まろやかで飲みやすい銘柄です。
ウイスキーを全く飲んだことがない方や苦手な方でも飲みやすいといわれるアイリッシュウイスキーの希少で価値の高いボトルになります。
画像引用:Amazon.co.jp
イーガンズ コンヴィクションは、そのボトルデザインからも高級感が伝わってくるアイリッシュウイスキーの高級銘柄です。
10年以上熟成させた原酒をXOコニャック樽で追熟しており、レーズンとドライフルーツの熟した果実の重厚な味わいが楽しめます。
イーガンズ自体がウイスキーの完成度を重視した銘柄であるため、その中でも高級なコンヴィクションは満足度の高い1本です。
カナディアンウイスキーは、クセが少なくスムースな口あたりのライトな味わいのウイスキーとなっています。
高級銘柄は少ないですが、1万円前後で購入できるカナディアンウイスキーを紹介します。
画像引用:https://www.suntory.co.jp/whisky/canadianclub/products/
カナディアンクラブ 20年は、1万円前後で購入できる20年以上熟成させた長期熟成銘柄であり、カナディアンクラブでも高い完成度を持ちます。
ナッティで香ばしい香りに、甘くてスパイシーな味わいが特徴であり、バランスのいい味わいで長く余韻が感じられることも魅力です。
1万円前後の予算があっても、20年以上熟成させたウイスキーは購入できないことも多いため、熟成期間の長いウイスキーを購入したい方にもおすすめとなります。
カナディアンクラブ(C.C.)の種類と味わい、おすすめの飲み方
画像引用:https://item.rakuten.co.jp/kawasakigroup/12717/
レアパーフェクション 14年 オーバープルーフは、14年熟成させたカナダとアメリカの2国間で製造されているカナディアンウイスキーです。
バーボンウイスキーのようなバニラの香りに、ローストしたアーモンドの香ばしさがあり、ハチミツとメロンのような風味が感じられます。
レアパーフェクションのなかではスタンダードな銘柄ではありますが、希少性が高いことから1万円前後で購入できる商品となっています。
日本で製造されているジャパニーズウイスキーは、華やかな香りと日本の舌に合いやすいすっきりした味わいが特徴のウイスキーです。
ジャパニーズウイスキーの価格を語るうえで注意しておきたいポイントは、5大ウイスキーのなかでも最も価格変動が激しいことから市場の状況や物価の高騰などにより、1万円前後で購入できる状態が変化しやすい点です。
以上を踏まえたうえで、1万円前後で購入できるジャパニーズウイスキーを紹介します。
ジャパニーズウイスキーの種類を詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
ジャパニーズウイスキーの種類!おすすめの美味しい銘柄をご紹介
画像引用:https://products.suntory.co.jp/d/4901777233812/
山崎は、ジャパニーズウイスキーのシングルモルトを代表する高級銘柄であり、希望小売価格だけを考えるならノンエイジの山崎が5,000円前後、山崎12年が1万円前後となっています。
しかし、実際には品薄で高騰していることも多いため、購入にかかる金額がノンエイジでも1万円前後になることも考えられるでしょう。
イチゴやさくらんぼのような甘い香りに、何層にも重なるような複雑な風味が特徴的であり、心地よい余韻が感じられます。
入手が難しい銘柄ではあるものの、ジャパニーズウイスキーの最高峰に恥じない味わいと品質を持っているため、1万円前後の予算で購入できる機会を狙ってみましょう。
ウイスキー山崎の種類ごとの特徴は?熟成年数によって変わる味わい
画像引用:https://products.suntory.co.jp/d/4901777270688/
響は、ジャパニーズウイスキーのブレンデッドの最高峰ともいえる銘柄であり、高級感のある特徴的なボトルデザインをしています。
スタンダードボトルである響 ジャパニーズハーモニーは、バラのような華やかな香りに、すっきりとした甘さとダークチョコレートのビターな味わいも感じられる完成度の高い味わいです。
24面にカットされた美しいボトルは、手元に置くだけでも価値のある高級ウイスキーであるといえますが、山崎と同様に高騰しているためどうしても欲しい場合は1万円よりも余裕をもった予算が必要になるかもしれません。
響はブレンデッドウイスキーの最高峰!種類や味とおいしい飲み方は?
1万円前後で購入できるウイスキーを5大ウイスキーの種別にわけて紹介しました。
予算を高く設定すれば、今回紹介したような完成度が高く、品質の優れた銘柄の購入もできます。
本当に良いウイスキーを飲みたい方や、プレゼントを妥協したくない方は、無理のない範囲で予算を高く設定して高級銘柄を購入しましょう。