山崎 ノンエイジ/NV(ノンヴィンテージ)とは? 味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
ブラントンは、唯一無二のバーボンと呼ばれることもある高級バーボンウイスキーであり、生産本数が少ないことから度々終売の噂が立ちやすい銘柄となっています。
ブラントンの終売は噂だけにとどまらず、実際にブラントン シルバーが終売していることから間違いではありません。
生産本数が少なく店頭に並ぶ機会が少ないこと、実際に終売されたボトルがあることから、ブラントンは終売に対する不安が集まりやすい銘柄となっています。
この記事では、ブラントンの終売が噂される理由を解説し、実際の終売銘柄と入手方法も紹介していきます。
この記事のポイント
画像引用:https://www.takarashuzo.co.jp/tkr-shohin/cmn_p_detail.php?p_prodid=3325
概要 | 内容 |
容量 | 750ml |
アルコール度数 | 46% |
純アルコール量(100mlあたり) | 37g |
参考価格 | 16,500円(消費税抜き) |
参考:宝酒造 公式サイト
ブラントンは、ケンタッキー州で製造されるプレミアムバーボンであり、日本では宝酒造が販売しています。
結論としては、ブラントンは一部の銘柄を除いて終売しておらず、スタンダードボトルの他にもブラック、ゴールドなどの複数のボトルは今でも販売されています。
高級バーボンウイスキーという位置づけで唯一無二のバーボンと呼ばれており、シングルバレルでボトル詰めされる希少なウイスキーです。
長きに渡って貯蔵した原酒を一樽ずつテイスティングしていき、最高峰のウイスキー樽がブラントンとして販売されます。
オークの重厚感のある香りに、ドライフルーツやイチジクを思わせるような熟した果実のフルーティーさが魅力的になっています。
しかし、現在では値上がりも続いた影響で、ボトルの価格は15,000円以上となっており、入手することが難しいウイスキーとなりました。
それだけではなく、ブラントンを酒店などの実店舗で見かけなくなったという声も増えており、終売が噂される原因となっています。
ブラントンの種類と味わいについてはこちらの記事で紹介しています。
ブラントンの終売が噂される理由を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ブラントンは、シングルバレルでボトル詰めされることから、製造本数自体が通常のバーボンと比較して非常に少ないです。
バーボンウイスキーに限らず、スコッチのシングルモルトなども含めて、ウイスキーは複数の樽の原酒をヴァッティングさせてボトリングするのが基本です。
しかし、ブラントンは1つの樽以外の原酒を使用せず、1つの樽から製造できるウイスキーの本数は250本程度になります。
製造本数が少ないことから、市場にもほとんど流通しないため、酒店などでブラントンを見かけることは少なくなるでしょう。
店で見かけなくなれば、終売の噂が立ちやすくなるため、元々の製造本数の少なさが大きな理由となっています。
ブラントンには、ブラントン シルバーと呼ばれる銘柄が存在しましたが、すでに終売しています。
終売したボトルに関しては価格もプレミア化しているため、終売品以外でも限定ボトルなども含めて注目を集めています。
すでに終売した銘柄が存在することからも、現在販売されているブラントンのボトルもいずれかが終売する可能性があると考えられるかもしれません。
ブラントンは、2020年頃、コロナの影響を理由に流通状況が大きく悪化したことがあり、日本では入手が難しい銘柄となったことがあります。
あくまで一時的な状況の悪化ではありましたが、当時のブラントンは入手困難であったため、終売の噂が立つことも仕方がない状況でした。
また、状況が回復した後に大幅な値上げも行われているため、コロナ前の状況と比較してもより入手のハードルが高まったことは間違いありません。
限定品を含めてブラントンの終売銘柄・限定ボトルを紹介します。
画像引用:https://www.sake-kaitori.jp/menu/menulist/blantons-silver/
ブラントン シルバーは、免税店限定で販売されていたブラントンであり、49%の高いアルコール度数でボトル詰めされた銘柄です。
こちらのブラントンに関してはすでに終売しており、今後追加で製造される予定がありません。
そのため、ブラントンの中でもプレ値がつく銘柄となっており、入手難易度も高くなっています。
画像引用:https://www.kameya.jp/shopdetail/000000005683/
限定ボトルでこれから追加で製造される予定がない銘柄であれば、ブラントンの30周年記念ラベルも終売品と同様の希少性を持っているといえるでしょう。
ブラントンの冠頭を飾る8種類のキャップが付属しており、キャップスタンドも付属するコレクション需要の高いボトルです。
限定ボトルであるため、当然ながらプレ値で取引されており、入手困難なウイスキーとなっています。
ブラントンの入手・飲む方法を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ブラントンは、実店舗の酒店を複数回れば見つけられる可能性がある銘柄です。
ブラントン シルバーなどの終売品を探す場合は、古酒を取り扱う酒店を中心に探すと良いでしょう。
人気が高く、希少なバーボンであるため、ボトルにもよりますが探すには根気が必要です。
オンラインショップでは、ブラントンを取り扱う店舗も多いため、スタンダードボトルであればすぐに見つけられるはずです。
終売品や限定ボトルに関してもプレミアム価格で取引されますが、オンラインショップであれば取り扱う店舗を見つけられる可能性もあります。
流通状況によっては割高になってしまう可能性もありますが、できる限り早く購入したい場合はオンラインショップから探すようにしましょう。
ブラントンは、オーセンティックバーでバーボンウイスキーを取り扱うバーであれば、飲めることがあります。
バーボンをメインに取り扱うバーであれば、人気の高いブラントンを置いている可能性は高いといえるでしょう。
ボトルの入手にこだわらず、より安く飲みたい場合は、バーで飲むことをおすすめします。
バーでのウイスキーの楽しみ方はこちらの記事で紹介しています。
バーでウイスキーを楽しむための頼み方は? 初心者にもわかりやすく解説
ブラントンは、シングルバレルのスタンダードボトル、ブラック、ゴールドに関しては終売したという事実はありませんが、シルバーなど一部の銘柄に関しては終売しています。
そのため、終売の噂が立ちやすい銘柄となっており、値上げも続いていることから、今後も入手のハードルが上がっていくことが予想されます。
現行品と終売品・限定品で入手難易度が変化しますが、入手方法・飲み方は基本的に共通しているため、気になるブラントンを探してみましょう。