山崎 ノンエイジ/NV(ノンヴィンテージ)とは? 味わいとおすすめの飲み方を紹介
- ウイスキー銘柄
スコティッシュ ロイヤルは、グラスゴーのジョック・マクドナルド社が販売するスコッチウイスキーです。
イングランドと併合してイギリスを築く前のスコットランドの君主たちの長きに渡る歴史からインスピレーションを得たボトルとなっています。
歴史あるお堅いウイスキーという印象を感じられますが、クセが少なく飲みやすい味わいの低価格で購入しやすいウイスキーです。
この記事では、スコティッシュ ロイヤルの種類と味わい、おすすめの飲み方を紹介します。
この記事のポイント
スコティッシュ ロイヤルとは、スコットランドのグラスゴーに拠点を置くジョック・マクドナルド社が販売するブレンデッドウイスキーです。
メインのターゲットはイタリア市場であり、日本の市場でも一定の流通が確認できるボトルとなっています。
柑橘系のフルーティーさと甘味のある味わいからクセが少なく飲みやすいことが特徴です。
スコティッシュ ロイヤルの概要と製造方法を見ていきましょう。
スコティッシュ ロイヤルは、戦いと紛争を繰り返す歴史の中で国を導いたスコットランドの君主に敬意を表したボトルです。
スコットランド王国は843年(9世紀)にケネス1世によって成立した国であり、スコットランドの支配を目論むイングランドとのスコットランド独立戦争が有名です。
18世紀の1707年にイングランドと併合してグレートブリテン王国を築くまで、スコットランドの君主たちがスコットランドを統一してきました。
スコットランドの君主たちにインスピレーションを得て作られたボトルがスコティッシュ ロイヤルになります。
イタリア市場をメインに販売されており、現在では日本でも低価格で購入できるブレンデッドウイスキーとなっています。
スコティッシュ ロイヤルは、3年以上熟成させたモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしています。
スペイサイド・ハイランド・ローランド地域のモルト原酒・グレーン原酒を使用しており、その数は25種類です。
構成原酒にはスペイサイドのシングルモルトであるグレンマレイが含まれています。
各モルトウイスキーの特徴を把握し、良い所を引き出せるように相乗効果を高めるようにブレンドしています。
グレンマレイの味わいについてはこちらの記事で紹介しています。
スコティッシュ ロイヤルは1種類しかないため、味わいを詳しく紹介していきます。
画像引用:https://www.biccamera.com/bc/item/11491697/
概要 | 内容 |
容量 | 700ml |
アルコール度数 | 40% |
参考価格 | 1,200円 |
スコティッシュ ロイヤルは、3年以上熟成されたモルト原酒とグレーン原酒を使用したブレンデッドウイスキーです。
ハチミツと柑橘系の果実の香りがあり、柔らかく優しい印象を感じますが、唐辛子を思わせる辛めのスパイスがわずかにあります。
モルトの甘みが広がる、なめらかで飲みやすい口あたりとなっています。
余韻の長さは程よく上品な印象を感じるフィニッシュです。
低価格で購入しやすく、飲みやすいウイスキーであることから、初心者から普段飲みのウイスキーを探している方を含めておすすめとなっています。
スコティッシュ ロイヤルのおすすめの飲み方を解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
スコティッシュ ロイヤルのおすすめの飲み方は水割りであり、加水をしても甘みのある味わいを楽しめます。
クセが少ない風味であることから、食事に合わせやすいため食中酒にしやすいといえるでしょう。
コスパ良く水割りを楽しむならおすすめの銘柄です。
水割りの作り方やポイントについてはこちらの記事で紹介しています。
ウイスキーの水割りでおすすめの銘柄をご紹介!作り方やポイントなど
スコティッシュ ロイヤルは、甘みと苦みのバランスが良い飲みやすいハイボールに仕上がります。
ハイボールにすることでクセがあらわれ、味わいに深みが出るため、価格以上に満足しやすいハイボールになります。
高級ウイスキーでハイボールを楽しみたい方にもおすすめできる銘柄です。
ハイボールにおすすめの高級ウイスキーはこちらの記事で紹介しています。
スコティッシュ ロイヤルは、クセが少なく飲みやすい味わいであることから、食中酒を含めて普段飲みのウイスキーを探している方に向いています。
特に水割りやハイボールなどの加水する飲み方で輝きやすく、1,000円台の低価格で購入できるウイスキーとなっています。
ラインナップは1つしかないため、迷うことはないと思いますが、赤と白のカラーのラベルを目印に探してみましょう。