ピッツバーグ蒸溜所
- アメリカ
2023.05.29
エリア | 埼玉県 |
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設立年 | 2004年 |
所有者 | ベンチャーウイスキー |
蒸留器 | 初留x1基、再留x1基 |
仕込み水 | 大血川から取水する市水 |
年間生産量 | 5万リットル |
ブレンド銘柄 | イチローズ モルト&グレーン |
秩父蒸溜所は、ベンチャーウイスキーが設立した蒸溜所であり、創業者は肥土伊知郎氏です。21代続く肥土家が埼玉県秩父市で酒造りを始めたのは1625年にさかのぼります。肥土氏の祖父は、ウイスキーに軸足を移した張本人です。伊知郎氏は、もともと家業を継ぐ気はありまませんでしたが、28歳でサントリーの営業を辞め、1995年からウイスキー事業を手伝うことになりました。肥土家の会社は2000年に破産し、伊知郎氏は新たにベンチャーウイスキーを立ち上げます。羽生蒸溜所の原酒は、伊知郎氏がベンチャーウイスキーを立ち上げなければ廃棄される予定でしたが、この原酒を利用して造られたのが最初のイチローズモルトでした。伊知郎氏は、家族の労苦の結晶であるウイスキーを守るために、日本のクラフトウイスキーがこれからもずっと続いていくために、秩父蒸溜所の設立に踏み切ったのです。
秩父で生まれたウイスキー『イチローズモルト』とは?製法や種類をご紹介
Dear WHISKYは、秩父蒸溜所を運営する株式会社ベンチャーウイスキーのグローバルブランドアンバサダーである吉川由美さんへのインタビューも行っています!秩父蒸溜所のウイスキー造りについてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ併せてご覧ください!