ファロ ウイスキー蒸溜所
- ドイツ
2024.01.22
エリア | ハイランド |
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設立年 | 1839年 |
所有者 | エンペラードル・ディスティラーズ社 |
蒸留器 | 初留x4基、再留x4基 |
仕込み水 | アルネス川 |
年間生産量 | 430万リットル |
ブレンド銘柄 | ホワイトマッカイ、クレイモア |
輸入元 | コンドンヴェール |
蒸溜所ツアー | あり |
公式サイト | https://www.thedalmore.com/ |
thedalmore | |
The Dalmore |
スコットランド北部の蒸溜所には、富裕層の支援者が非常に多く、ダルモアはその典型です。1839年、東インド会社から引き継いだ貿易会社Jardine Mathesonの共同経営者として財を成したAlexander Mathesonによって設立され、当時は中国へのアヘン輸出を管理していました。1878年にマッケンジー家がリース(最終的には所有権)を取得し、1960年にダルモアの主要顧客の1つであるホワイティ&マッカイ社が経営権を取得するまで、同族経営が続きました。ホワイティ&マッカイ社のブレンドに大きく貢献しているダルモアですが、長年、シングルモルトの世界での存在感は、12年ものに限られていました。
しかし最近では、12年、15年、18年、25年のコアレンジに加え、キングアレキサンダー3世やシガーモルトなどの年数不詳のスペシャルアイテム、さらには21種類のコンステレーションシリーズ(1964年から1992年までのヴィンテージで構成)や1951年の「シリウス」など、増え続ける高級品のセレクションなど、ラインナップは劇的に拡大しています。価格は高いものでは5桁に達することもあります。ホワイティ&マッカイ社は、ユナイテッド・スピリッツ社を含めた目まぐるしい数の人の手に渡っています。現在の管理者はフィリピンのエンペラドールです。