尾鈴山蒸留所
- 日本
- 尾鈴山蒸留所
2022.07.05
エリア | スペイサイド |
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設立年 | 1957年 |
所有者 | ペルノリカール社 |
蒸留器 | 初留x3基、再留x3基 |
仕込み水 | ニューミルの泉 |
年間生産量 | 600万リットル |
ブレンド銘柄 | シーバスリーガル、パスポート |
輸入元 | ペルノ・リカール・ジャパン |
蒸溜所ツアー | なし |
1950年代にシーバスリーガルの売り上げが伸びたことで、サム・ブロンフマンは、シーバスだけでなく、パスポートや100パイパーなどのブレンド用のジュースを供給するために、別の蒸溜所が必要だと考えました。彼は、既存のストラスアイラ工場の真後ろ、キースにある元製粉工場の跡地を選びます。グレン・キースは、ブレンド用のフィリングを提供するだけでなく、シーグラムの実験工場となり、現在もシーバス・ブラザーズの研究室が置かれています。グレン・キース工場では、当初から3回蒸留のモルトを使用し、1980年代までは2回蒸留のモルトと交互に使用していました。また、小麦のマッシュを使用した実験を行い、ガス焚きの直接加熱を使用した最初の蒸溜所でもありました。(現在はすべてのスチルが蒸気駆動)また、さまざまな種類の酵母を使った実験も行われ、蒸留器の形や大きさが異なることも、こうした革新的な試みに役立ちました。1999年に閉鎖された後、新しいマッシュタンやウォッシュバックを設置するなどの全面的な改装を経て、2013年に(新オーナーのペルノ・リカールの下で)再開されました。10年物のボトリングもありましたが、第一線で活躍するモルトではありませんでした。時折、インディペンデント・ボトラーからこのモルト(およびグレン・アイラ)が発売されることがあります。