ビューラー蒸溜所
- ドイツ
2024.09.24
エリア | 埼玉県 |
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設立年 | 1980年 |
所有者 | 東亜酒造 |
蒸留器 | 初留x1基、再留x1基 |
仕込み水 | 赤城山系の伏流水 |
年間生産量 | 10万リットル |
蒸溜所ツアー | なし |
公式サイト | https://www.toashuzo.com/ |
オークションで1億に迫る価格で落札されたイチローズモルトのカードシリーズを中心に、今や伝説となったモルトウイスキーを生み出したのは羽生蒸溜所です。東亜酒造は1946年に羽生のウイスキー製造免許を取得し、1980年から自社でモルトウイスキーの蒸留を開始します。それは2000年まで続きました。蒸溜所は閉鎖され、残った羽生の原酒は元々蒸溜所を経営していた一族の一員である肥土伊知郎氏の手に渡ったのです。現在の伊知郎氏はイチローズモルトを手掛けた秩父蒸溜所の最高責任者です。2021年、クラウドファンディングを経て、20年ぶりに羽生蒸溜所が復活しました。閉鎖前の設計図をもとに蒸留器を再現し、再び自社のモルトウイスキーを蒸留するとのことです。復活に当たって幸いにも、設計図が残っていました。現在、東亜酒造は日之出ホールディングスの傘下にあります。