ブルーケレン蒸溜所
- アメリカ
2023.02.06
エリア | スペイサイド |
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設立年 | 1823年 |
所有者 | ディアジオ社 |
蒸留器 | 初留x3基、再留x3基 |
仕込み水 | ジョックスウェルの泉 |
年間生産量 | 380万リットル |
ブレンド銘柄 | ジョニーウォーカー |
輸入元 | MHDモエ ヘネシーディアジオ |
蒸溜所ツアー | なし |
公式サイト | https://www.malts.com/en-row/brands/mortlach |
モートラックとはゲール語で「椀上のくぼ地」という意味です。スコットランドで最も蒸溜所が密集するスペイサイドの中心地ダフタウンにおいて最初に設立された蒸溜所で、この町はグレンフィディックなど6つの蒸溜所があり「世界のウイスキー首都」と呼ばれています。1953年に当時英国の経済を支える鉄橋やトンネル、駅の構築に貢献し大成功を収めていたエンジニア、ジョージ・コーウィーが新オーナーに就任しました。ヴィクトリア期を代表する技術者・科学者であり、数々の改革を起こしているがその最たるものが「複雑な蒸留システム」です。技術者という視点からウイスキーの製造工程を体系的に科学的に構築し、モートラック独自の蒸留方法「2.81回蒸留」を生み出しました。長年原酒はジョニーウォーカーなどのブレンドに使用されており、ごく少量がシングルモルトウイスキー(「フロラアンドファウナ」シリーズ)としてボトリングされていました。その芳醇でパワフルな味わいからウイスキー通によって「ダフタウンの野獣(Beast of Dufftown)」「ディアジオの異端児」と形容されています。2014年~オフィシャルがリリースされているが、12年、16年、20年が定番商品となっています。