海峡蒸溜所 - 明石酒類醸造
- 日本
- 明石酒類醸造
2022.07.11
エリア | ローランド |
---|---|
設立年 | 1753年(閉鎖年:1983年) |
所有者 | ディアジオ |
セント・マグダレンは、リンリスゴーの近くに位置するスコットランドのローランド地域の蒸溜所で、現在、スコットランドで最も称えられる「失われた蒸溜所」の1つです。1753年頃、セバスチャン・ヘンダーソンによって設立されました。ヘンダーソンは、蒸溜所を建設するためにダルハウジー伯爵夫人から聖マグダラの十字架修道院の土地を借りていました。1798年、隣接するボニートゥーン蒸溜所をすでに運営していたアダム・ドーソン(蒸溜所社長)は、セント・マグダレンを購入し蒸溜所事業を拡大しました。ドーソンのビジネスはすぐに成長し、セント・マグダレンはボニートゥーン蒸溜所と合併され、10エーカー(約40468.6㎡)の土地に広がりました。1912年、DCLに買収されたときセント・マグダレンは比較的大きな蒸溜所で、14のウォッシュバック、5つの蒸留器、3つのワームタブ、19の倉庫があり、年間100万リットル以上のアルコール生産能力がありました。蒸溜所のウイスキーのほとんどはブレンド用でした。現在の所有者であるディアジオ社は1990年代にレアモルトシリーズの一環として、23年物の1970年ヴィンテージと19年物の1979年ヴィンテージの2種類のオフィシャルボトルをリリースしました。また、2004年にはリンリスゴーと名付けられた30年物のボトルが、その年のディアジオのスペシャルリリースの一部として製品化されています。