ストラスミル蒸溜所

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基本情報

エリア	スペイサイド
設立年	1891年
所有者	ディアジオ社
蒸留器	初留ｘ2基、再留ｘ2基
仕込み水	蒸溜所の泉
年間生産量	260万リットル
ブレンド銘柄	J&B、オールドマスター
蒸溜所ツアー	あり
公式サイト	https://www.malts.com/en-row/brands/strathmill

ABOUT

キースのモーレイ町にある蒸溜所で、近辺にはスぺイ川に合流するように流れるアイラ川、ダフタウンへの鉄道線があります。森に囲まれた自然に溢れる立地に加えて、蒸留用の湧水、冷却用の河川、輸送用ルートがある蒸溜所であり、ウイスキー作りに必要なものが揃っている理想的な環境です。また、モーレイには他にストラスアイラとグレンキースがあります。1892年にグレンリスラ・グレンリベット蒸溜所として創業し、1895年にストラスミルに改称しました。最終的にグランド・メトロポリタン社に買収されていますが、同社がギネスと合併したことでディアジオ社が所有しています。
ストラスミルのシングルモルトが初めて販売されたのは、1909年のことであり当時はギルビー社の広告で宣伝されていたようです。1993年に約90年ぶりにOddins社からシングルモルトが販売され、フローラ＆ファウナシリーズにおいてストラスミル初の12年物が発売、2014年にはディアジオ社からスペシャル・リリースで25年物が発売されました。

歴史

1892年: グレンリスラ・グレンリベットとして蒸溜所が設立され、最初の生産が開始された
1895年: イギリスのジン会社W&A Gilbey社、（後に、United Wine Traders社と合併してInternational Distillers and Vintners(IDV)を設立）が蒸溜所を買収しStrathmill（ストラスミル）と改称。
1968年: 蒸留器が4基に増設され、精製装置が設置される
1972年: グランド・メトロポリタン社が同社を買収
1993年: 1909年以来のストラスミルのシングルモルトボトリングがOddins社から発売される
1997年: グランド・メトロポリタンがギネスと合併し、ディアジオ社となる
2001年: フローラ＆ファウナシリーズにストラスミルの初のオフィシャルボトリングである12年物が登場
2014年: ディアジオ社のスペシャル・リリースとして25年物が発売される